とろける軟骨ソーキが最高! 楚辺そば ~ 那覇空港近くの沖縄そば人気店
2018.08.12
旅行で沖縄に行くときは大抵午前中の飛行機で出発するので、到着するとちょうどお昼時。
着いたらまずは昼食をということで、普段は那覇空港内のその名も「空港食堂」というリーズナブルかつ沖縄感あふれるナイスなお店に入るのですが、今回は友人が知り合いから聞いたおすすめの店があるとのことで、そこへ行ってみることに。
沖縄 週末2泊3日で格安小旅行・前編~空港食堂・瀬長島・山羊料理さかえ – Junineblog
沖縄そばと海産物料理の店 楚辺
那覇市楚辺(そべ)にある、その名も「沖縄そばと海産物料理の店 楚辺」というお店。通称「楚辺そば」。
場所はゆいレール壺川駅(那覇空港から4駅目)の近く。坂道の多いちょっと入り組んだ住宅地の中にあります。
お店の向かいに広い駐車場があるので、レンタカーでも大丈夫。
古民家を改築した沖縄気分満点のお店
戦後に建てられた沖縄ならではの赤瓦の民家を改築して作られたとのことで、雰囲気良すぎる外観。
入り口はこんな感じ。
もうこの時点で最高な予感。
店内も座敷に長テーブルを並べた民家そのままの造りで、「夏休みにばあちゃんちに遊びに来た」的な懐かしい気分に包まれます。
とろける軟骨ソーキと優しい味のスープ
注文したのは「軟骨ソーキそば」。
「ソーキ」というのは肉の部位の名前で、骨付きのあばら肉、すなわちスペアリブのことです。ソーキが乗った沖縄そばが「ソーキそば」。
また、ソーキにも二種類あって、硬い骨が付いたものを「本ソーキ」、柔らかくて全部食べられる軟骨付きのものを「軟骨ソーキ」と呼ぶそうです。
それにしても落ち着く店内。BGMはカーペンターズやフォーシーズンズなどのアメリカンオールディーズがずっと流れていました。待ち時間もこの雰囲気だけで楽しく過ごせそうです。人気店だけあってお客さんが次々と訪れて賑わっていますが、不思議と慌ただしい感じがしないのは、沖縄時間の魔力でしょうか。
そしてついに運ばれてきた軟骨ソーキそば。
そばとソーキが別々に出てきて、紅しょうがも自分で入れるスタイル。
なんといっても肉の重量感がすごい! これだけで単独メニューになりそうなボリュームでとろけそうな軟骨ソーキ様が皿に横たわっていらっしゃいます。
もちろん麺に乗せて食べてもOKですが、個別にそれぞれの味を楽しむこともできるという親切設計!
テーブルの上には「美味しい食べ方」的な説明(スープ飲んで生姜入れてコーレーグースー入れて……みたいな)も置いてあったりして、やはり親切が行き届いてます。
あっさりすっきりめのスープにしっかりした麺。
気になるソーキは……驚きの柔らかさと染み込んだ旨さ! 軟骨といっても普通は多少の歯ごたえというか、コリコリした感じがあるものですが、このソーキはすべてが柔らかい!
どれだけ煮込んだのかというくらいにとろとろでゼリーのようで、これはもはや極上のスイーツ……ソーキを超えてケーキの領域では……!
大満足の食べごたえ。これで本当に650円でいいのでしょうか……そう、この軟骨ソーキそば、なんと650円なのです。お値段以上の倍の倍くらいの満足度の高さで通いたいレベル。
沖縄そば以外のメニューも充実
その他のメニューも充実しており、そばはジューシー(沖縄の炊き込みご飯)がセットになった定食や、大盛りにすることもできます。
また海鮮丼や刺し身、夜の定番沖縄料理も完全に美味しそう。
オフィシャルサイトにメニューと料金がわかりやすく表になっています(やはり親切設計!)ので、参考にしてみて下さい。すぐにでも行きたくなるはず。
那覇空港からゆいレール+徒歩で約25分
那覇空港から楚辺そばへのアクセスは、ゆいレールで壺川駅(所要時間9分/¥260)まで行き、そこから徒歩10~15分。
レンタカーの場合はナビに「そべそば」と入れるときっと出てきます。
また行こう。