未知との遭遇の日々について
Junineblog(ユニーニブログ)「未知との遭遇の日々」へようこそ。
私の名前はユニーニ(Junine)です。日本生まれの日本人。現在は横浜市で生活しています。
Contents
きっかけ
30を過ぎると時間の流れが速くなるとよく言われますが、それは完全に本当でした。気づけば3年、5年と、あっという間に過ぎていきます。
年を取ると記憶力が衰えるともよく言われますが、それもどうやら本当のようです。次々と忘れていきます。
思えば昔から文章を書くのは好きでした。大学も特に何も将来のことなど考えず文学部に入りました。自分の「ホームページ」やミクシィなどで、日記的なものを書いていたこともありました。
しかし、時間の流れが速くなるにつれて、次第に書くことが減っていきました。
忙しさのためだけでなく、インターネット関連の仕事に関わるようになったことで、家に帰ってまでネットで情報を発信したりする気になれなくなってしまったのも、理由の一つかもしれません。
2016年、当時住んでいた熊本で大きな地震を体験しました。
いろいろなものが壊れ、失われました。
今あるこの日常が、ある日突然終わってしまうということもあるのだと、あらためて思い知らされました。
物は壊れますが、記憶や体験は、伝えることで残していくことができます。
生きているうちに、忘れないうちに、書いておかねばなりません。
あゆみとコンセプト
九州の田舎の港町に生まれ育ちました。
田舎ならではの古い価値観の強い保守的な環境で、しかも自分は小柄で運動が全然ダメだったので、子供時代は正直あまり楽しかった記憶がなく。
ゲームも少年漫画も禁じられていたような家庭だったので、本ばかり読んでいました。おかげで学校の成績だけは良かったので、いじめられたりはせずに済んでいたのですが。
そんなある日、中学生のときに英会話のラジオで聴いたビートルズ(全然リアルタイムではなく生まれる前の時代の音楽です)に衝撃を受けて、一気に音楽にハマってしまうことになります。初めて自分で手に入れた趣味でした。
当然親は音楽の趣味にも否定的でしたが、洋楽であれば「英語の勉強になるから」という言い訳が使えました。ラジオであれば、イヤホンで夜中にこっそり自分の部屋で聴くこともできました。まさに禁断の娯楽。
大学進学でようやく実家を離れ、自由に音楽を楽しめる生活を手に入れます。バンドを始めたり、ライブを観に行ったり、音楽ばかりの日々でした。
卒業する頃はまさしく「就職氷河期」というやつだったので、CDショップで数年間アルバイトで働いたのち、CD時代の終わりを感じて転職。現在はインターネット関連のエンジニアをしています。
音楽の他に、旅行や、料理などの楽しみも増えました。
旅行が本格的な趣味になったきっかけは、とある音楽イベントで訪れた沖縄でした。
地中海料理やエスニック料理にハマったきっかけは、世界の民族音楽に興味を持ったことでした。
音楽の趣味を起点に、いろいろなことが繋がって広がっていきました。
自分の生活を自分で作っていけることの素晴らしさ。大人になるとは、なんと楽しいことでしょうか。
子供時代をやり直すことはできませんが、これからを充実させていくことは、好奇心と楽しむ心を持ち続けていれば、いつからでも可能なはずです。
このブログは、これからの人生を楽しんでゆくための試みでもあります。書きたいことを増やすことは、楽しみを増やすことでもあるからです。
世界はまだまだ知らないことばかり。
好奇心を忘れずに生きていくための「未知との遭遇の日々」を始めましょう。
名前とタイトルの由来など
「ユニーニ」は、遠い昔にCDショップで働いていた頃、ある同僚がブログに店のメンバーを謎の外国人風の仮名で登場させていたことに由来します。その時の自分の名前が「ユニー」とか「ユーニー」とかで(本名の頭文字が「ゆ」なので)、当時ミクシィのハンドルネームを決める際、もう少しブラジル感が欲しいなと思い、ブラジルのシンガーソングライター「レニーニ(Lenine)」にあやかって「ユニーニ」にしたのでした。
アルファベット表記は単に字面的に曲線が並んできれいなので「Junine」(「Yunine」ではなく)にしていますが、これだと本当はブラジル読みすると「ジュニーニ」になってしまいますね……特に気にせず使っています。
ブログのサブタイトル「未知との遭遇の日々」は、レニーニの1997年のアルバム『O Dia Em Que Faremos Contato(未知との遭遇の日)』のパロディです。