八丈島をレンタルバイクで一周してきた ~ 1泊2日、絶景と温泉と島寿司ざんまい

2019.11.25

5月の週末に八丈島へ行ってきました。

八丈島は羽田空港から飛行機で1時間ほど太平洋を南に下ったところにある、東京都の島です。

緯度は九州と同じくらいで気候は亜熱帯。町中にヤシの木、ハイビスカス。火山島なので温泉があり、絶景があり、黒潮の流れるエリアにあるので海も綺麗で魚も豊富。名物料理は島寿司。小さな島なのでレンタルバイクで回れる。

……などなど、完全に自分の好きな要素が詰まっているので、前々から行く機会をうかがっていたのですが、今回ちょうど天気予報も晴れのタイミングで予定が空いていたので、例によって直前予約の突発スケジュールで向かったのでした。


東京から1時間! 意外と涼しい南の島

羽田空港から八丈島行きの飛行機に搭乗

羽田から八丈島への飛行機は、ANAが1日3往復飛んでいます。早めに取っても直前に取っても値段は大して変わらないので、突然の思いつきで向かうにも好都合。往復3万円ほどで取れました。

宿も無事に取れて、レンタルバイクと島寿司のお店を調べて、いざ出発。

飛行時間は約50分。あっという間に到着です。

飛行機の窓から見える八丈小島
到着直前に見えてくる八丈小島。絵になる形。

初めて来る空港は楽しい。

八丈島空港到着出口
さっそくハイビスカス。

空港を出ると目の前には八丈富士! 贅沢なロケーションです。

空港出口の正面に見える八丈富士
八丈富士

Googleマップで確認したところ、空港からレンタルバイク屋さんまで普通に歩いて行けそうな距離。送迎もしてもらえるとのことでしたが、初めての島の雰囲気をまず自分の足で感じたい気もしたので、店まで徒歩で向かいました。

ついでに人気店とのことで事前にチェックしておいた居酒屋「梁山泊」に電話して島寿司を予約。ここに限らず、島寿司は予約必須のお店が多いようです。

島寿司(しまずし)とは醤油漬けにした魚を使った握り寿司で八丈島の郷土料理。わさびの代わりに練からしを使うのが特徴。

車もほとんど通らず静かな道。南国のイメージでしたが気候はわりと涼しくて、緯度の近い九州の阿蘇〜九重あたりに通じる清涼感もあり。

八丈空港道路を歩く
八丈空港道路を歩く。

しかしたまに通る車をふと見るとどれも品川ナンバー(!)で、ここが東京都であることを再確認させられます。

途中いい感じのパン屋があったので入ってみました。八丈島ならではの「くさやパン」と「明日葉パン」を発見! 即買い!

八丈島のパン屋「ブーランジェリー」
ブーランジェリー

八丈島でパン屋といえばここ、という感じの人気店だそうです。「ブーランジェリー」というお店。

レンタルバイクは赤松自動車工場さんを利用しました。中古車販売やレンタサイクルもやっています。親切なよいお店。

無事に原付を手に入れて、いざ出発! の前にまずは宿にチェックインしておきます。
今回の宿は底土海水浴場すぐ近くの「そこど荘」。

空きが出たのか予約時の指定よりも広い部屋にしてもらえて感謝! 庭に面しためちゃくちゃ雰囲気の良い和室でした。

民宿「そこど荘」に到着
縁側(広縁)がある!

風呂・トイレ共用の昔ながらの民宿システムですが、設備はきれいで快適。ネットで予約できるので便利です。

底土海岸から登龍峠を越えて南へ

底土海水浴場
底土海水浴場

荷物を置いて、いよいよ出発。とりあえず近くの底土海岸で、さっき買った明日葉パンをいただきます。

八丈島は火山の島なので、砂浜の砂が溶岩由来で真っ黒なのが面白い。

底土海岸の黒い砂浜
まさにブラックサンドビーチ

サンゴ由来の沖縄の白い砂浜とはまた全然違った美しさです。

八丈島は「リアルひょうたん島」といった感じの形をしており、八丈富士と三原山という二つの火山が並んで繋がっています。二つの火山の合間の、ひょうたんのくびれ部分が平地で町の中心部。今いる底土海岸はそのくびれの右側(東側)にあたります。

八丈島イラストマップ
今回訪れた場所は大体こんな感じ。

島の外周には、その名も「八丈一周道路」という道(215号線)が通っているので地理もわかりやすい!

というわけで、まずはひょうたんの下半分、すなわち三原山を中心にした島の南側を、八丈一周道路に沿って回ってみることにしました。

南側の海沿いは標高が高く、露天風呂から太平洋を見渡せる絶景の温泉もあるとのこと。空いてそうな夕方までにたどり着けたら完璧です。

うねうねと曲がりくねった山道をしばらく進んで行くと、道沿いに龍の壁画が出現!

登龍峠の龍の壁画
ぼうや~よい子だねんねしな~

なるほど確かに龍が天に昇っていくようなうねうね感……というわけで、「登龍峠(のぼりょうとうげ)」と呼ばれる道だそうです。

上まで行くと、展望所がありました。さっきまでいた底土海岸や空港、八丈富士、その向こうの八丈小島までが、標高300mの高さから一望できる絶景です。

登龍峠展望台
登龍峠展望台

さらに進んで行くと、「ポットホール 2.6km先」という標識が出ている小道を発見。ポットホールとは、川底の岩が流れる小石によって削られてできた穴が連なる珍しい地形のことだそう。

面白そうなので寄り道することに。

……と思って向かってみたら、想像以上に大変だった! どこまで行っても曲がりくねる山道で、落ち葉や小枝が積もっているので滑らないようひたすら慎重にゆっくり進むしかなく……。

やっと到着! 静かで不思議な場所でした。行くならレンタカーがおすすめです。

八丈島ポットホール
山の上のほうまで100mくらい続いているらしい。

予定外に時間がかかってしまいましたが、そこからふたたび山道を下って八丈一周道路まで出ると、まもなく目的の温泉がある末吉(すえよし)の集落です。

絶景の温泉! みはらしの湯

末吉温泉みはらしの湯
末吉温泉みはらしの湯

案内看板に従って左折して進んで行くと、ありました! その名も「みはらしの湯」!

入湯料は500円。狙い通り空いてて静か。曜日や時間帯によってはかなり込み合うこともあるらしいです。

露天風呂からの眺めは評判通りの素晴らしいものでした。目の前に広がる太平洋、右手に目をやればサーフィンスポットでもある汐間海岸に打ち寄せる波と海に突き出した岬「小岩戸ヶ鼻」の迫力。

温泉の中では写真が撮れないので、すぐ近くの「名古の展望台」からの景色を。

名古の展望

こんな風景を眺めながら露天風呂に入れます。

周辺には灯台もありました。

八丈島灯台
八丈島灯台

満足したところで、そろそろ夕方。島寿司の予約時間までに島の中心部へと戻らねばなりません。

道を進んで中之郷(なかのごう)から樫立(かしたて)という集落へ。このルート上にもいろいろと見どころスポットがあるのですが、そこはまた明日。

高い! 大坂トンネル

大坂トンネルの陸橋

集落を抜けて島の西側に出るトンネルを抜けると、視界が開けて強烈な絶景が目の前に! 標高100m超えの山沿いを走る陸橋の下り坂……これは高所恐怖症にはかなり厳しい……!

やば……と思いながらも絶景の誘惑に負けて、道沿いの「大坂トンネル展望台」に立ち寄りました。

大坂トンネル展望台
展望台は道路を挟んだ山側にあるので道を渡って歩道側まで行ったほうが景色はよいです。しかし怖さも増す……

大坂夕照」と呼ばれる夕陽が綺麗なスポットとしても有名だそうです。

大坂トンネル歩道側からの眺め
歩道側からの眺め。

それにしても凄い場所に道を作ったものです……。

なんとか無事に下りきり、夕暮れの町を抜けて宿へと帰り着きました。

夜は島寿司

八丈島郷土料理「梁山泊」

夜です。宿から歩いて10分ほどの居酒屋「梁山泊」へ。

島一番の有名郷土料理店とのことで、古き良き〜的な老舗感漂う落ち着いたお店なのかと思いきや、若い店員さんたちが多くて明るく活気のある雰囲気。とても居心地の良い、楽しい空間でした。

梁山泊の島寿司
旅の最大の目的は果たせた……

念願の島寿司!

そのほか、明日葉の天ぷら、ブド(海藻と魚のゼリーみたいな郷土料理)、トビウオのさつま揚げなどなど、全てが美味でした。

宿の夜
月明かりにガジュマルの木。

宿へと戻り、縁側のテーブルでアイスコーヒー。窓を開けると近くの底土海岸から波の音が聞こえてきて、もう最高。

朝日を浴びて八丈富士を一周

底土海岸の夜明け

目覚めると朝の4時半過ぎ。予定外に早起きしてしまったな……と思いつつ、もしかしてと思って「八丈島 日の出時刻」と検索。

4:40!?

まーじかー!今から急いで底土海岸に行けば日の出が見られるのでは、と思いましたがさすがに間に合いませんでした。事前に調べて目覚ましかけておけばよかった……。

ともかくせっかく起きたので、活動開始!

車の少ない早朝のうちに、島の上半分、すなわち八丈富士を中心にした北西エリアをぐるっと一周してみることにしました。

ひとまず底土海岸へ。日の出は間に合わなかったものの、美しい朝日を見ることが出来ました。

そこから八丈一周道路を北西方向へと進んでいきます。

途中見かけた異様な存在感の謎の建物。

八丈オリエンタルリゾート廃墟
めちゃくちゃでかい。

Googleマップにも情報がないので何かと思ったら、昔のリゾートホテルの廃墟とのこと。「八丈オリエンタルリゾート」という、廃墟マニアにはかなり有名な場所らしいです。

江戸時代には流刑地だったという八丈島。流人たちにまつわる史跡も島の各所にあります。

抜舟の場
抜舟の場。流人が島を抜け出そうと舟を出した場所だそうです。

三根の集落を抜けると民家もほとんどなくなり、八丈富士の麓をぐるっと一周するように道が続いています。

サッカーの長友選手が走ってトレーニングをしていたという坂道には「長友ロード」の記念碑がありました。

長友ロード記念碑
長友ロード

道沿いのところどころに海へと出る小道があり、入ってみるとたまにものすごい絶景が見られます。

第一長の入橋周辺
第一長の入橋周辺

島の北西端にある永郷展望台にて一休み。ついに八丈小島が視界に現れました。この美しさ!

永郷展望台から八丈小島を眺める

海の上に火山が単体で浮かんでいるように見える八丈小島。1960年代までは人が住んでいたというから驚き。現在は無人島です。

近くには灯台もあり、山側の斜面はアロエ園になっています。

大越鼻灯台
大越鼻灯台

ここからは島の西海岸沿いを南へと下る道。しばらく進むと「夕日ヶ丘」という展望所がありました。

夕日ヶ丘入り口

八丈小島のベストビューポイントかも。その名の通り夕陽の名所らしいです。

夕日ヶ丘から眺める八丈小島

その先を八丈一周道路から一旦外れて海側の道を進んでいくと、南原千畳敷(千畳岩海岸)という海岸に出ます。

南原千畳敷
南原千畳敷

遠い昔に噴火した八丈富士の溶岩が海に流れ込んだ跡だそうで、黒々とした岩が不思議な曲線を描いて広がっています。

南原千畳敷の向こうに八丈小島

ベンチがあったので、昨日買った「くさやパン」で朝食。くさや初挑戦、なーるほどーという感じでいただきました。うわーと思いながらもなぜか止まらず食べ進めてしまう、危険な美味さです。

南原千畳敷から島の南側を眺める
南側を眺めると昨日通った大坂トンネルの陸橋が見えます。

そこからダイビングスポットとして有名な大潟浦園地、不思議な形の八重根メットウ井戸、天照皇大神宮、島酒之碑などに立ち寄りながら、宿へと戻りました。

島酒之碑
「島酒之碑」八丈島の焼酎に芋を使ったものが多いのは薩摩藩からの流人が持ち込んだことに由来するそう。

「八丈おさかな朝市」に行く

八丈おさかな朝市ポスター

時刻はまだ8時。シャワーを浴びて、チェックアウト時間までゆっくりしつつスケジュールを練ります。

この日はちょうど、底土港の待合所で毎月第3土曜日に行われているという「八丈おさかな朝市」の開催日。島の特産品がお得に買えるとのことで、行ってみることにしました。

開場15分前くらいに行ってみるとすでにかなりの列ができています。

八丈おさかな朝市で買ったものたち
メダイの島寿司が500円!

無事にメダイの島寿司、ムロアジの削り節、トビウオのすり身、島海苔などを購入。試食コーナーなどもあり、大賑わいで楽しいイベントでした。

昼も島寿司

八丈ストア
八丈ストア

島寿司を買ってしまったので、どこかで食べなくてはなりません。ひとまず島の西側を目指しつつ、飲み物を買おうと八丈ストアというスーパーに立ち寄ってみると、なんとここにも島寿司が売っている! しかもまだ食べたことのないトビウオの島寿司があるではありませんか。というわけで買ってしまいました。まさに島寿司ざんまい。

朝に続いて再び島の西側へ。ヤケンヶ浜という海岸に展望所があったのでベンチにて昼食。

八丈ストアで買ったトビウオの島寿司
上が八丈ストアで買ったトビウオの島寿司。

八丈小島と沖を行く船を眺めながら島寿司、贅沢な時間です。

八丈小島を眺めながら島寿司
薄紅色のメダイが美しい。

寿司チャージを完了して、再出発! 昨日とは逆周りで島の南側のスポットをめぐります。

綺麗な丸い石を使った八丈島の伝統的な石垣が残る道「大里の玉石垣」。歴史と南国情趣あふれる景観。

大里の玉石垣
大里の玉石垣

そして今回2度目の大坂トンネルの陸橋へ。絶景の爽快感もある下りの海側より、ただただ高さだけを感じる上りの山側のほうが怖かったです……。

大坂トンネル展望台から昼間の眺め
やはり凄い。

懲りずに展望台にも立ち寄りました。

黒い絶景! 黒砂砂丘

黒砂砂丘入り口

トンネルを抜けて、集落へと入っていく手前に「黒砂砂丘」という看板を発見。なにやら絶景らしいので行ってみることに。

緑あふれる小道を進み、駐車場に原付を止めて、歩いて向かいます。

これがまた、想像以上に遠い……ある意味ちょっとした山登りで、暑い……。まだかまだかと15分ほどひたすら登っていくと、木々が開けて目の前にものすごい景色が……!

黒砂砂丘への道

高いー!

これはやばいぞと思いながら、その先に続く黒い砂の道を靴が埋もれながらも登っていく。なんなんだここは……!

断崖絶壁の上に真っ黒で滑らかな砂の斜面。そしてその遥か下方に広がる深い青色の海。

黒砂砂丘1
黒砂砂丘

砂丘というより、崖の一角が崩れ落ちて露わになった砂地といった雰囲気。

黒砂砂丘2

柵らしき鉄棒は倒れて壊れてるし、怖すぎ……。でも来てよかった、忘れられない体験になりました。

後から調べたら標高は190mくらいとのこと。高さだけなら登龍峠とかのほうが高いんですね。しかしこちらは崖の上。運動靴推奨で、身軽な格好で行くのをおすすめします。

荒波打ち寄せるプール! 乙千代ヶ浜

乙千代ヶ浜への道

謎の「やりきった感」を味わいながら八丈一周道路へと戻り、続いて乙千代ヶ浜(おっちょがはま)というビーチへ。

この辺一帯は八丈一周道路もかなり標高が高いところを通っているので、海まで出るにはひたすら急な坂を降りていくことになります。

乙千代ヶ浜1
乙千代ヶ浜のプール

乙千代ヶ浜は荒波打ち寄せる岩場に眩しい水色のプールがあるという衝撃的な見た目の海水浴場。今の時期はプールには水が入っておらず、それがまたなんともシュールな風景でした。

乙千代ヶ浜2
バーベキューなどもできるらしい。

水色のプールはあくまで子供用で、隣には天然の岩場に囲まれたタイドプールがあり、こちらがメインの海水浴場となっています。

裏見ヶ滝と温泉めぐり

裏見ヶ滝入り口

そこからまた少し進んで、次の見どころは滝です。流れ落ちる滝を裏側から眺められるという「裏見ヶ滝」。八丈島の地名はどれもわかりやすい……。

駐車場から山道を歩いてすぐに辿り着けます。小さな滝ですが清涼感は十分。滝の裏を通る道はわりと狭くて、小雨の日くらいには濡れます。

裏見ヶ滝、裏からの眺め
裏から見るとこんな感じ。

駐車場のとなりには「裏見ヶ滝温泉」という露天風呂がありますが、混浴で水着着用必須とのことで今回はスルー。

代わりにそこから坂道を海の方へとずっと下ったところに、複数の温泉施設があるのでそこを目指します。

たどり着いたのはオーシャンビューの絶景足湯! その名は「足湯きらめき」!

足湯きらめき
足湯きらめき

無料でゆっくりくつろげる素晴らしい場所でした。沖を泳ぐクジラが見えることもあるそうです。

すぐ隣にある藍ヶ江港も、海の青さが映える美しい港。

藍ヶ江港
藍ヶ江港

でもやっぱり、最後はしっかり全身湯船にも浸かりたい……ということで、そこから少し坂を戻ったところにある「やすらぎの湯」へ。

やすらぎの湯
やすらぎの湯

入湯料300円。内湯のみの小さな温泉ですが、窓からはしっかり海が見えます。

すっかり満足して、いよいよ旅も締めモード。末吉集落を抜けて、各所にあらわれる絶景に目を奪われながら登龍峠をうねうねと下り、最後にガソリンスタンドで給油してレンタルバイク屋さんへ。

帰りは空港まで送ってもらいました。

飛行機の時間まで空港のレストラン「アカコッコ」で、明日葉そばとタコの唐揚げで打ち上げ。

アカコッコの「明日葉そば」
明日葉そば。麺も明日葉入りで緑色。

お土産を買って、飛行機に乗って1時間。あっという間に羽田に到着。帰りが楽なのも素晴らしいです。

以上、八丈島の旅の記録でした!

旅のまとめ

八丈島の石碑

一泊二日でも想像以上に大充実してて楽しめた旅でしたが(一周するつもりが気づいたら1.5周していた!)、八丈富士登山や牧場、植物公園など、今回は回れなかったスポットもまだまだ多数あり、これはまた近いうちに再訪せねばなりません。

本当に手軽に行けることがわかったので、次はもっと現地でゆっくりのんびり過ごすプランで行きたいところ。

いくつか印象に残ったポイントと、これから訪れる際に知っておくとよさそうな点をまとめておきます。

意外と涼しい

南国のイメージがありますが、どこにいても海風が吹きまくっているのでかなり涼しいです。春や秋に訪れる場合は上着も用意しておきましょう。
真夏の本土が30°を超えるような時期でも、八丈島はそこまで気温は上がらないので夏に涼みに来る人もいる、とお店の人が言ってました。
ただし梅雨は本土以上に湿度がものすごいらしいです。

坂道が多い

広さ的には自転車でも回れそうなサイズの島で、レンタサイクルも利用できるのですが、二つの火山が並んだ島だけに、とにかく地形がダイナミックに起伏しています。
特に島の南側は観光定番スポットにもれなく急坂が付いてくる感じなので、自転車の場合よっぽど足に自信がある人以外は電動アシスト付きを選びましょう。
急カーブも多くて原付でもかなり運転には気を使いました。

島寿司は予約を

繰り返しになりますが、島寿司は数に限りがあり、予約必須のお店も多いようなので、確実に食べたい場合は予約してから向かいましょう。
おさかな朝市でも島寿司は開場して10分足らずですぐ完売になっていました。

おわりに

お土産に買った黄八丈サブレ
お土産に買った黄八丈サブレ。

そんなこんなわけで、八丈島すごく良いところです。

東京から気軽に1時間で行ける亜熱帯の島。
人が少なく静かで、全くウェイウェイリゾートリゾートしていないので、ひとり旅、癒し旅にも最適です。
突然の思いつきで行きたくなった場合でも、2日前までなら飛行機往復3万円で取れます。
レンタルバイクなら1日でも島を一周できて多くの見どころを回れます。

次の旅行先に、いかがでしょうか?
少しでも参考になれば幸いです。

どちら様も良い旅を。

Travel東京の島八丈島

2019/06/22 (更新:2019/11/25)

書いた人:

一人旅ときどきギターと太鼓。年々増していく時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CDショップ店員。現在はIT系のエンジニア。寒さに弱すぎるため旅行先は基本的に南の島です。釣りたい魚はアカジンミーバイ。

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