竹富島をレンタル自転車でめぐる! 予約なし&ツアーを使わない場合の楽しみ方

2018.10.25

石垣島旅行2日目に、船に乗って竹富島へ行ってきました。

旅先での予定は大抵いつも現地に着いてから考えるので、その日の行き先を決めるのも当日の朝(特に沖縄や離島の場合、天気も変わりやすいのでそのほうが何かと調整が効いて都合がよかったり)。

しかしその方法だと、人気の観光スポットの場合、予約が必要なツアーやサービスが満席などで利用できないことがあります。

竹富島といえば、石垣島から渡れる離島の中でも一番人気の島。小さな島なので、レンタル自転車や水牛車で島をめぐるのが定番ですが、観光客もとにかく多い。何も準備せずに向かって果たして大丈夫なのでしょうか?

というわけで、船も自転車も水牛車も、何一つ予約せずにとりあえず港へ向かったわけですが、結果的には何の問題もなく、楽しい一日を過ごせました(水牛車には乗っていません。乗るより見たかったので)。

予約なし、ツアー利用なしで楽しむ竹富島のレポートです。

記事内の情報は2018年9月時点のものです。船の時間や料金、予約状況など、時期によっては変わっている可能性があるため、実際に行く際は最新の情報もご確認ください。


竹富島について

竹富島ビジターセンター前の看板

竹富島(たけとみじま)は、石垣島の西隣にある小さな島。

石垣港から高速船で10分ほど、片道690円(2018年9月現在)で気軽に行ける離島です。

人気の理由はアクセスの良さだけではなく、一番の見どころは何と言っても、昔ながらの沖縄の風景が残る町並み。

竹富島の集落の風景

赤瓦の屋根、サンゴ石灰岩を積んだ石垣に咲くブーゲンビリア、白砂を敷き詰めた道をゆっくりと進む水牛車に、どこからか聞こえる三線の音色……誰もが想い描く古き良き沖縄の日常が感じられる、そんな島です。

島の集落全体が文化財として重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、景観を守るための様々な決まりがあるのだそう。

もちろん海も綺麗で、コンドイ浜(コンドイビーチ)という美しい遠浅のビーチがあり、海水浴も楽しめます。

高速船に乗って10分で竹富東港に到着!

竹富東港に到着
完全に雨…

石垣港離島ターミナルから竹富島への船は、朝から夕方まで30分間隔で出ていますが、昼時の11時30分〜14時30分までは1時間おきになるので要注意。

チケットは離島ターミナル内の安栄観光のカウンターで購入。出発時間前になったら桟橋に並んで、乗る時に係員にチケットを見せる形式です。

さすがの人気で船は満員で出発。

あっという間に竹富東港に到着。着いた時には見事に大雨……しかし、前日の経験を踏まえ「島の雨はすぐ止む」と信じ、しばらく港のターミナル内で待つことに。

……そして20分後、めでたく雨は止みました。さすが島!

予約なしOKのレンタサイクルショップで自転車を借りる

嶺本レンタサイクル

さっそく自転車を借りて島をめぐろうと、案内所のカウンターに借り方を聞いてみると、外にレンタサイクル業社の送迎車が並んでいるのでそこに行ってくださいとのこと。

行ってみると、たしかにいろいろな業社のワゴンが並んでいます。その中に「予約なしOK」と書かれた車を発見! というわけでそこに決定。

事前に調べた情報では、レンタル業車の車で中心部の集落まで送迎してもらい、そこから自転車、というシステムのはず。

車が動き出し、なるほど、この車でまず集落まで行くのだな……と思っていると、一瞬で停車! なんと港から歩いて1分くらいのところにその店はあった! 集落までは自力で行けと。

と言っても小さな島なので、むしろ集落までのサイクリングも楽しめると思えばお得です。

というわけで嶺本レンタサイクルさん、おすすめ。帰りも港まですぐなので船の時間ぎりぎりまで楽しめます。

名前を書いて、返却時間を決めて、料金を払って、自転車を借りて、いざ出発!

さっそく牛が登場! しばらくこんな風景が続きます。

竹富島の黒牛

イイ顔のヤギもいました。

竹富島のイイ顔のヤギ
アガヤー!

赤瓦と白い砂、ブーゲンビリアに水牛車

ゆるやかな坂を登ったところで、いよいよ集落へ。観光案内で何度も目にしたあの風景が、目の前に現れます。これだーっ! という感じです。感動。

これぞ竹富島な風景

観光客も多いとはいえ、騒がしく混み合ってるという感じではありません。

どこを向いても、絵になる風景。

竹富島集落の道

そして前方からかすかに三線の音色が聞こえてくると思ったら……水牛車がやって来ました!

竹富島の水牛車
憧れの水牛車。

自転車を道の脇に寄せて道を開け、しばし見守り……。

なごみの塔で集落を眺める

さらに進むと、集落の中心部に立つ「なごみの塔」に到着。

なごみの塔
なごみの塔

竹富島の集落を一望できるフォトスポットとしても有名ですが、塔の上の部分は老朽化のため2016年に閉鎖され、現在も登ることはできません。それでも塔自体が高いところにあるので眺めは良いです。

なごみの塔からの風景
上まで登らなくてもこの景色。

また、道を挟んで向かい側の建物の屋上が、代わりの(?)展望台になっています。

八重山そばで休憩

ガーデンあさひの八重山そば
ガーデンあさひの八重山そば

念願の風景も見られたところで、昼食の時間。

竹富島には車海老の養殖場がありエビが美味しいとのことで、エビが乗った八重山そばが食べられるという「やらぼ」というお店に行ってみましたが……

エビの季節に合わせた期間限定メニューだそうで、今年はまだ開始前との貼り紙が(晩秋〜初夏あたりがシーズンらしいです)。

それならばと、大抵のガイド本で一番最初に出てくる老舗の有名店「竹の子」に行ってみると……なんと休業日!

仕方ないので近くで見つけた「ガーデンあさひ」というお店へ。竹富感あふれる外観ですが、店内は今風の綺麗な食堂といった感じの快適空間!

ガーデンあさひ

シンプルに美味しい八重山そばをいただきました。

絶景フォトスポット「西桟橋」

ガーデンあさひの前の道をまっすぐ進むと、いよいよ竹富島の西海岸!

ビーチに行く前に、絶景ポイントの「西桟橋」に立ち寄りましょう。

西桟橋
西桟橋

遠浅の水色の海にまっすぐ伸びてゆく桟橋。

遠く向かいには小浜島、さらに向こうに西表島の大きな影も望めます。

ここから眺める夕日も最高だそう。船の最終が17時45分なので、夕日は島に宿泊する人だけが見られる特権です。

竹富島を代表するビーチ「コンドイ浜」

コンドイビーチ(コンドイ浜)
コンドイ浜に到着

西桟橋から数分で、竹富島を代表するビーチ、コンドイ浜(コンドイビーチ)に到着!

とにかくどこまでも浅いコンドイビーチ。

潮が引くと沖のほうに砂の島が現れて、そこまで歩いて渡れます。

コンドイビーチ沖の砂の島へ

本当にどこまで行っても浅い砂地なので、シュノーケリングなどには不向き(たまーに海藻のあるエリアを魚が泳いでるのが見えます)。干潮時は泳ぐのすら微妙な感じなので、ゆったりとした波に揺られたり、気持ちよく浸って過ごすのが正解な感じ。

自然そのままの無料のビーチですが、トイレやシャワー室も完備されていて快適に過ごせます。

星の砂と猫たちのビーチ「カイジ浜」

存分に楽しんで癒されたら、次はもう一つのビーチ、カイジ浜(皆治浜)へ。

コンドイビーチから自転車で数分、木々の隙間から眩しい海が見えるカイジ浜の入り口に到着。

カイジ浜の「星砂浜」看板

カイジ浜は星の砂が取れることでも有名で、「星砂浜」の別名があります。
こちらも海の透明度は抜群ですが、潮の流れが速いため遊泳は禁止。

ビーチに出ると右側に売店があり、星の砂が売っていました。

店番は……猫ッ!?

カイジ浜の猫
竹富島は猫が多い島としても有名だそうです。

最後にカフェでかき氷を

そろそろ帰りの時間が近づいてきたので、集落のほうへと戻ります。

有名な沖縄民謡「安里屋ユンタ」はもともと竹富島の唄で、その題材になった美女、安里屋クヤマの生家も訪れたかった場所の一つ。無事に発見できました。

安里屋クヤマ生誕の地
マタハーリヌ、チンダラカヌシャマヨ(また会いましょう愛しい人よ)

最後になごみの塔の向かいのカフェ「HaaYa nagomi cafe」でカキ氷を。

せっかく沖縄なのでここはやはりぜんざいです。

ハーヤナゴミカフェのぜんざいカキ氷
沖縄のぜんざいは小豆の上にかき氷が乗っているこれが基本スタイル。

古くて地味な外観からは全く予想もつかない……おしゃれで快適な店内でした。良いお店。

自転車を返却して、歩いて港へ。

ふと石垣島のほうを見ると、虹が!

石垣島上空に虹

帰りもしっかり満員の船で、あっという間に石垣港に到着。

竹富島、最高の島でした。楽しかった。

旅のまとめ

以上、何も決めずにとりあえず竹富島に行ってレンタル自転車でめぐった一日でした。想像以上の充実感!

島の東側のアイヤル浜には行く時間がなかったので、また次回訪れようと思います。車海老も食べに来ないといけないし……。

夜の星空も最高に最強らしいので、宿泊も考えたいところです。

外周たった9.2kmの小さな島ですが、1日では回りきれない魅力の多さを実感させられました。

竹富島の旅を楽しむポイント

竹富東港のターミナル

船も自転車も、予約なしで問題なく楽しめることがわかりましたが、夏休み中などのピーク時はまた状況が異なる可能性大。不安な方は事前にしっかり予約して押さえておきましょう。

石垣島から竹富島への船は、今回利用した安栄観光のほか、八重山観光フェリーも運航しており、乗船券はどちらの船でも利用できるようになっています。

レンタル自転車の料金も、大体どこの業者も1時間300円くらいで大きな差はないらしいです。

水牛車に乗ればガイドさんがいろいろと名所を回って説明してくれるそうですが、自転車で回る場合は事前に見たい場所やお店の名前だけでも予習しておくのがおすすめ。景観を大事にしているためか、どのお店も大きな看板などは出しておらず目立たないので、意識して探さないと気付かず通り過ぎてしまう可能性があります。

また、集落内の道は舗装されておらず白い砂が敷いてあるため、自転車で走るのは意外と体力を使います。真夏の暑い時期はくれぐれも無理せず熱中症には気をつけて。ガイド付きのバス観光ツアーなどもあるようです。

ツアーも基本的に現地ではフリータイムで帰りの時間は自由、料金も個別で回った場合と比べても数十円~百円程度の違いなので、上手く活用するとよいでしょう。

海で遊んだあと、濡れたままの格好だと帰りの送迎や船に乗ることができません(水着姿のまま集落内を歩き回るのもNG)。コンドイビーチにはシャワーもありますので着替えは忘れず用意しておきましょう。

知れば知るほど好きになり楽しみも増えていく竹富島……早くも再訪問したくなっていますが、次はまた別の島にも行きたいし……楽しい悩みは尽きませんね。

皆さまも充実した良い旅を。

Travel沖縄石垣島・八重山諸島

2018/10/24 (更新:2018/10/25)

書いた人:

旅と音楽。最近の時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CD屋。ブラジル他ワールド音楽とジャズとKPOPを中心に何でも聴きます。普段はHTMLやCSSやSEOなどの人。時々ギターと太鼓。寒さに弱すぎるため旅先は基本的に南。釣りたい魚はグルクンです。

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