石垣島の電動レンタルバイク「GO SHARE」で川平湾まで行ってきました

2018.10.25

石垣島で2018年2月からスタートした電動スクーターのシェアリングサービス「GO SHARE」。原付旅行好きとしては乗るしかない! ということで、実際に利用して石垣島観光の定番スポット「川平湾(かびらわん)」まで行ってきました。

電動なのでエコな上に音も静かで快適! 操作もデジタル画面とボタンで行う未来感覚で楽しい! そして突然の豪雨に巻き込まれると地獄のサバイバル! ……などなど、いろんな意味で最高な体験だったのでまとめておきます。かなりおすすめ。

※記事内の情報は2018年10月時点のものになります。


GO SHAREとは?

Gogoro in 石垣島/Ishigaki(Long ver.) | GO SHARE

GO SHAREはもともと台湾発の電動バイクのシェアリングサービスで、Gogoro(ゴゴロ)というバッテリー交換式の電動スクーターを使用するもの。
島の各所に貸し出し拠点とバッテリーの充電ステーションがあり、充電が減ってきたらステーションに立ち寄ってバッテリーを交換するシステムになっています。
日本では石垣島に導入されたのが初となります。

なぜ石垣島からスタートしたのかというと、美しい島の自然を壊さないエコなエネルギー(発電も太陽光らしい!)であることや、小さな島なので原付で回るのに適していること、観光客の急増によるレンタカー渋滞の緩和など、様々な狙いがあるようです。

個人的にも、見どころ満載の沖縄の島は小回りの効くレンタルバイクでめぐるのが最高だと思っているので、この流れは大歓迎! 海の青さや空の眩しさ、風の匂いを全身で感じられる原付は最高なのです。しかも電動でクリーンときたら、もう最強です。

GO SHAREの借り方

離島ターミナル安栄観光のGogoro駐輪場
離島ターミナルのGogoro駐輪場。

GO SHAREの貸し出し拠点は石垣島内に現在6ヶ所あります。主要なホテルと連携してたりもするので、宿泊先の最寄りを利用するとよいでしょう。市街地中心部から乗る場合は石垣港離島ターミナルで借りるのが便利です。正面入口を入って右側の「安栄観光」の窓口にて受け付けています。水色のGogoroスクーターが展示してあるのですぐにわかるはず。

台数が残っていれば予約なしで借りられますが、夏休みシーズンなどはあらかじめ予約しておくのが安心。2人乗り用の125ccもありますよ。

申し込み用紙に名前など必要事項を記入して、免許証の確認があり、返却時間を決めて料金を支払います。
それから実際にGogoroの駐輪場へ移動して操作説明を受けて、いざ出発! という流れ。

川平湾まで行く予定と係員の人に伝えると、地形の特徴や道路事情、気をつけた方がいいことなどを詳しく教えてくれました。石垣島が初めての場合はいろいろと聞いておくとよいでしょう。

川平湾までツーリング!GO SHARE実体験レポート

ボタンを押すと画面に「HELLO」……そして「GO」の文字が表示されると発車準備完了。時計やバッテリーの残量も表示されているので安心です。
まず印象的なのは、独特の浮遊感のあるエンジン音! まるでUFOが飛び立つような……レトロフューチャーなSF的サウンドとともに走り出します。

市街地を抜けて、郊外の田舎道へ。道を間違って引き返したりしながら、バンナ岳という山があるほうへと北上していきます。

しかし、ここで空模様に異変が……!

ヘビー・ウェザー

山道に入って間もなく降り出す雨……そして一気に勢いを増して豪雨に! あわてて停車して、レインコート装着。さっそく亜熱帯の洗礼を浴びて笑うしかない感じ。

写真が1枚もないのが悔やまれる……本当にそれどころじゃなかったのです。

しばらく雨宿りしたいところでしたが、ここは何もない山の中……そしてGO SHAREには返却時間というタイムリミットがある……ここで時間を無駄にするわけにはいかない……! 前進!

山道を下りきったあたりで雨が止み、さっきまでが嘘のような青空に。そして目の前に広がる海!

雨上がりの名蔵湾
名蔵湾

こちらは石垣島最大の湾、名蔵湾(なぐらわん)。

豪雨の中を無事生きて抜け出せた安堵感と、あまりにも美しい風景に思わず一時停止。すっかり晴れた空を見上げると、なんとそこには虹が!

石垣島で見る虹

こんな出来過ぎたような感動体験ができるのも、原付だからこそ。大自然の神秘!

名蔵湾とマングローブ

そこからしばらく海沿いの道を進んでいきます。名蔵湾は波も少なく穏やかで、水面は鏡のよう。小さなマングローブたちは奇妙な芸術作品のよう。

名蔵湾のマングローブ
名蔵湾のマングローブ

ふたたび山のほうへと曲がり、ひたすら進んでいくと民家や商店が集まったエリアに入り、まもなく目的地付近。

川平公園の標識を発見し、無事到着!

駐輪場が見当たらなかったので公園の前の駐在所に聞いたら「歩道の脇に停めといてください」とのことでした。ゆるい。

川平公園
川平公園

川平公園の売店が並んだエリアの先に、川平湾を見下ろす展望台とビーチへと降りる小道があります。いざ!

木々の隙間から見えてくる海……写真で何度も目にしたおなじみの風景が今……目の前に!

夕暮れ時の川平湾の美しさ

夕暮れ時の川平湾
川平湾

旅行ガイドの写真では晴れた昼間の透明感あふれる眩しい青のグラデーションが定番ですが、夕暮れ時の淡い水彩画のような色彩も素晴らしすぎる……。時刻は18時。売店などもすでに閉まっている時間なので、観光客も少なくて静か。完璧です。

川平湾は潮の流れが速く、また観光船が多数行き来するため遊泳は禁止されていますが、砂浜までは降りていくことができます。

川平湾の砂浜
雰囲気良すぎ。

猫がいました。

川平湾の猫

丸い月も出ました。

川平湾の上に丸い月
中央の光の点……が月です。

絶景を堪能し、GO SHAREの返却時間も迫ってきたので帰路へ。

時間が合えば夕日も見たいところでしたが間に合わず。しかし、日没後の名蔵湾の美しさもそれはそれは凄いものでした。

日没後の名蔵湾
あまりにも穏やか。

バッテリーを交換して返却

帰りは豪雨に降られることもなく、スムーズに市街地へ到着。最後に離島ターミナル最寄りの充電ステーション(市役所前)にて、バッテリーを交換してから返却します。

バッテリー交換は、座席下を開けて2本のバッテリーを取り出し、充電ステーションの空いているスロットにセットすると、代わりに充電済みのバッテリー2本が出てくるのでそれと交換するだけ。バッテリー交換に料金はかかりません。

Gogoroの充電ステーション
未来感あって楽しい。

駐輪場にGogoroを停めて、鍵とヘルメットと申し込み用紙を窓口に返却して完了です。

以上、GO SHAREで石垣港離島ターミナルから川平湾まで行って帰ってきたレポートでした。
普段から原付に乗り慣れている人であれば、問題なく快適に乗りこなせると思います。絶対に楽しい! 次はもっと遠くまで行ってみたいものです。

GO SHAREを利用する際の注意点

Gogoro2

ヘルメットについて

ヘルメットは窓口で借りられますが、シールド付きと無しがあります。石垣島の自然をダイレクトに感じられるのはやはりシールド無しのほうですが、山道や海辺を走る時には凄い勢いで虫たちが顔に激突してきます。苦手な人はシールド付きを選びましょう。また、雨が降り出した時もシールド無しだとかなり過酷です……。

雨具について

レインコートは使い捨てのものが用意されていますが、数に限りがあり在庫がないこともあるようです。その場合は雨が降らないようにひたすら祈るか、自分で買って持っていきましょう。晴れてると思ったらいきなり豪雨……みたいなことが南の島ではよくあるので、油断は禁物です。

フル充電でどこまで行ける?

バッテリーの充電がフルの状態でスタートして約80kmの走行が可能とのこと。
石垣島の外周が約160kmなので、島を一周しようと思ったら途中のバッテリー交換は必須!

今回走ったコース、離島ターミナルから川平湾までは片道18.3kmになります。

充電ステーションの場所について

充電ステーションの場所はオフィシャルサイトで確認できるのであらかじめチェックしておきましょう。現状石垣島に5箇所の充電ステーションがありますが、北部の平久保半島方面には1箇所しかないので要注意です。平久保崎まで行く場合は必ず確認を!

その他、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

また、情報や地図の確認、時間延長や緊急時の連絡などのためにも、スマートフォンは必携です。こちらの充電も忘れずに!

まとめ

以上、石垣島のレンタル電動スクーター「GO SHARE」についてのご紹介と川平湾まで行ってきたレポートでした。気になった方はぜひ実際に利用してみてください。

本当に離島めぐりにはぴったりの交通手段だと思うので、石垣島以外にも今後広がっていくといいなと思います。

Travel沖縄石垣島・八重山諸島

2018/10/06 (更新:2018/10/25)

書いた人:

旅と音楽。最近の時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CD屋。ブラジル他ワールド音楽とジャズとKPOPを中心に何でも聴きます。普段はHTMLやCSSやSEOなどの人。時々ギターと太鼓。寒さに弱すぎるため旅先は基本的に南。釣りたい魚はグルクンです。

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