雨の台湾フェスタと灼熱のフェスティバル・インドネシア~公園フェスめぐり記

毎週末のように公園で楽しげなフェスが行われている首都東京ですが、アフリカフェスに続いて7月28日・29日には代々木公園で「台湾フェスタ」、日比谷公園で「フェスティバル・インドネシア」が開催されました。

7月28日~嵐の季節

台湾とインドネシア、どちらも実際に行ったことがあり食べ物も音楽も大好きな国で、これはもう両方行くしかないという感じで考えていたら、まさかの台風襲来!

当初それぞれのライブステージで一番のお目当てだった、台湾の四枝筆(Four pens)とインドネシアのRANが、ともに28日の夕方の出演で時間も被っており、苦渋の決断を迫られていたのですが、結局どちらも台風のために中止になってしまったのでした。

28日の昼過ぎの時点でフェスティバル・インドネシアのほうはステージ中止の報が出ていたので、とりあえず台湾フェスタへ行ってみたのですが、代々木公園につく頃には雨も本格化。

台湾フェスタ2018代々木公園7月28日
雨の代々木公園(2018年7月28日)

それでもそれなりに賑わっていたので会場内に入って出店を見て回っていると、なんということでしょう「ただ今の時間を持ちまして台湾フェスタは中止いたします」との発表が。

完全な無駄足になったかと思いましたが、その後も出店はしばらく開いていたので、少しだけでも台湾気分を味わうべく、香腸(台湾のスパイス入りソーセージ)と、葱抓餅(ネギのパイのような焼き菓子)と台湾ビールを購入。傘を差したままなんとか食べ終え(しかしビールは半分くらいこぼした……台風の中飲むものじゃないね……)、早々と引き上げました。

香腸(台湾ソーセージ)@台湾フェスタ2018
香腸(台湾腸詰)

その後、翌日のステージスケジュールが調整されることが発表され、インドネシアのRANは29日の昼間に出演することに。台湾フェスタの四枝筆は残念ながら振替ステージは無しとなりましたが、もう一組28日に出演予定で観たかったグループ CMO樂團は29日の朝に出演することになりました。

これで29日の動きは決まりです。朝から代々木公園の台湾フェスタへ行き、昼から日比谷公園に移動してフェスティバル・インドネシアへ。

7月29日・台湾フェスタ~麺線とCMO樂團

台湾フェスタ2018年7月29日

一夜明けて、天気はすっかり晴れ。曇り時々雨くらいの天気だろうと予想していたのに、完全なる猛暑!

代々木公園に到着し、台湾らしい朝食をということで麺線(とろみのあるカツオだしスープにモツと細い麺が入った台湾料理)を買って食べながら、CMO樂團のステージを待ちます。

麺線@台湾フェスタ2018
朝食は麺線!

CMO樂團は台湾の先住民族の音楽をベースにした古くて新しい独自の音楽を聴かせるグループ。二胡の音色が特徴的で、コーラスハーモニーも聴きどころです。

CMO樂團@台湾フェスタ2018
CMO樂團

実際はかなり多くのメンバーがいるようですが、今回は4人編成での来日。力強くも繊細で、郷愁が押し寄せる、心に響くパフォーマンスでした。

7月29日・フェスティバル・インドネシア~充実のステージ

フェスティバル・インドネシア2018@日比谷公園7月29日

続いて日比谷公園へと移動。

いよいよ暑さが本格化してきており、コンビニで水を確保してから会場へ。入り口では先着入場特典のTシャツの配布を行っていました。

台湾フェスタの来場客はやはり日本人が多い印象でしたが、こちらのフェスティバル・インドネシアのほうは完全にインドネシアの人たちが中心。気分はもはや海外旅行です。

また、フェスティバル・インドネシアは広い公園の中でメインステージエリアとフードのエリアに分かれており、フードのエリアにもテントのステージが設けられているので行ったり来たりして楽しめるようになっていました。これぞフェス感。

到着した時にはメインステージでは太鼓のグループが、フードエリアステージではバリ島の合唱団のライブが、それぞれ行われていました。このバリ島のコーラスが美しい歌声に踊りもありで、それはそれは可愛くて楽しくて。

Bina Vokalia Bali@フェスティバル・インドネシア2018
Bina Vokalia Bali

私がインドネシアの歌を最初に知るきっかけになったのは中学生の頃にハマっていたディック・リー(シンガポール出身のシンガーソングライターでアジア各地の伝統音楽とモダンなポップスを融合させた新しいジャンルを創り出そうとしていた偉大なアーティスト)でしたが、彼もカバーしていた「ブルン・カカトゥア(Burung Kakaktua)」などを歌っていました。

続いてメインステージではインドネシアの大衆歌謡曲ダンドゥット(Dangdut)のオーディション番組である「ダンドゥットアカデミー3」出身の女性歌手NISAが登場。

NISA DA3@フェスティバル・インドネシア2018
NISA DA3

ダンドゥットのライブがあるとは! 事前にチェックしてなかったので嬉しいハプニング。一気にステージ前に人が集まり、みんな踊りまくりの大盛り上がり。さらにはNISAが客をステージに上げまくる! 最高でした。

そしていよいよRANのステージ。今度はインドネシア人女子ファンたちがステージ前に大集結。こんな物凄い人気なのね……。

RANは男性3人組(ボーカル二人とギター)の爽やかなアーバンポップ系のグループで、オケでのライブだろうと思っていたら、ベース、ドラム、キーボードのメンバーを加えた完全バンド編成で登場! これは嬉しい!

RAN@フェスティバル・インドネシア2018
RAN

爽快かつパワフルな演奏に、とにかくエンターテイナーで盛り上げる3人のパフォーマンスが本当に楽しかった! 名曲「Dekat di Hati」では観客大合唱に加えて、途中のサビを日本語バージョンでも披露するという演出も。ますますファンになりました。

目的を果たして落ち着いたところで、昼食はフードエリアでサテ(インドネシアの焼き鳥)とビンタンを。

サテとビンタン@フェスティバル・インドネシア2018

夜はふたたび台湾フェスタに戻って夜市気分を楽しもうかとも思っていたのですが、こちらのあまりの海外旅行感が楽しすぎて結局その後もずっと日比谷公園で過ごすことに。

どこでも座るフリーダム感@フェスティバル・インドネシア2018
どこでも座るフリーダム感……

メインステージではEDM系のDJや日本のギターデュオのDEPAPEPEなどが登場し、最後は大物バンドGIGIによるロックフェス気分満点のライブ。

GIGI@フェスティバル・インドネシア2018
まさにロックフェス…GIGIのステージ

大いに楽しんだところで、駅が混み合う前に少し早めに会場を出て帰路へ。

電車一本で来れる場所で、圧倒的な非日常感が味わえた一日でした。やはり公園でのワールド系フェスはコスパ良すぎでは。

特に日比谷公園は水と緑あふれる環境も含めてかなり気に入ったので、今後も通いたいところ。イベントスケジュール、要チェックです。