セブンイレブンの「ふわっとろチョコミントわらび」はイラブチャーの色

自宅から職場までのエリア(徒歩5~6分ほど)にコンビニが全く存在しないため、引っ越し以降コンビニを利用することがほとんどなくなってしまいました。

代わりにスーパーマーケットがあるので食品はそこで買えるし、キャッシュレス生活になったことでATMも使う必要がなくなり、宅配便の受け取りも宅配ボックスが使えるようになり……、今のところ特に困ることはありません。

そんなわけで、たまに普段行かないエリアを訪れた時にだけ、ここぞとばかりにコンビニに入ってみるのですが。

昨日、数週間ぶりにセブンイレブンに立ち寄ったところ、見たことのない新商品が並んでいたので思わず買ってしまったのでした。

ふわっとろチョコミントわらび

ふわっとろチョコミントわらび

その名も「ふわっとろチョコミントわらび」。まるで宮古島の海を思わせる美しい色のパッケージにプリントされた丸々とした柔らかそうなビジュアル。

わらび」ということはつまり「わらび餅」なのですが、このパッケージの写真から、私は無意識に頭の中で、ふわふわとしたスポンジ風の鹿児島名物「かすたどん」のようなものをイメージしたのでした。

淡いミントグリーンのかすたどんの中にミントホイップとチョコチップ……これは完全に涼しい!

そんなことを思いながら帰宅して、冷蔵庫に入れて冷やしに冷やし、シャワーを浴びて心の準備を整えてから、ついに開封の時……

これはっ!

ふわっとろチョコミントわらび(中身)

想像していたものとあまりにも違ったので思わず笑ってしまいました。

この色は、何かに似ている……光沢を帯びた透き通る青緑色……どこかで見たことがある……あれは沖縄の……牧志公設市場……

そうだ、イラブチャーだ!

イラブチャーとは?

イラブチャーとは「ブダイ」という種類の魚の沖縄での総称です。

グルクンやミーバイと並んで沖縄の食用魚としてよく知られており、特徴はまさにこの「ふわっとろチョコミントわらび」のような光沢のある青緑色!

サイズもなかなかに大きくて、公設市場や海鮮料理屋ではかなりの存在感を放っているのでした。

牧志公設市場に並ぶイラブチャー
牧志公設市場に並ぶイラブチャー。本当はもっと全体がチョコミントわらび的な色をした種類もいます。写真がなかった。

まさかこんなタイミングでイラブチャーのことを思い出すことになろうとは。

実はブダイには大量の種類があり色もサイズも様々らしいですが、沖縄では全部イラブチャー。ただし、本土でもっとも有名な「アオブダイ」は毒を持っていることがあるため食用にはされないそう。

思い出のイラブチャー

思えば今年の1月に沖縄に行った際、栄町市場の「うりずん」というそれはそれは素晴らしい居酒屋で、イラブチャーの刺し身を食べたのでした。

そう、この青い青い魚を刺し身で……と言っても身は白身なのですが、そこは期待を裏切らない沖縄。しっかりとその青さが楽しめるよう、皮付きで出てきました。

イラブチャーの刺し身@うりずん
イラブチャーの刺し身@うりずん

味はいかにも南国の魚らしいあっさり控えめ路線で、シークワーサーを絞ったりして。

ああ、また行きたくなってきましたね。

刺し身の他には、煮物などにして食べられているようです。

機会があったらぜひイラブチャー、お試しください。

108円の至福

話は戻って「ふわっとろチョコミントわらび」。

見た目はイラブチャーでしたが、味はさすがのセブンプレミアムクオリティー。「ふわっとろ」の名に違わぬふわっとろさで舌を包み込む、爽やかな甘さでした。

なんと108円!

ぜひ、お試しください。

それにしてもチョコミント、流行りすぎですね。「チョコミン党」などと言う言葉がありますが、沖縄好きならブルーシールアイスクリームが広めている「チョコミンチュ」(ウチナーンチュ的な)を名乗りましょう。

FoodDaily Life

2018/07/27

書いた人:

一人旅ときどきギターと太鼓。年々増していく時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CDショップ店員。現在はIT系のエンジニア。寒さに弱すぎるため旅行先は基本的に南の島です。釣りたい魚はアカジンミーバイ。

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