ホーリーバジル(ガパオ)の葉を通販で買った話

すっかりタイ料理の定番のひとつとして日本でもおなじみになったガパオ。
ガパオ(กะเพรา)とはハーブの一種である「ホーリーバジル」を意味するタイ語で、実際の料理名としては「パッ・ガパオ(ผัดกะเพรา)」で「ホーリーバジル炒め」といった感じになります。
バジルといえば、イタリア料理などで使うイメージがありますが、それは「スイートバジル」という別の品種のバジル。ホーリーバジルとは葉の形も食感も匂いも、微妙に異なります。
なので、自宅で本格的なガパオを作ろうと思ったら、まずホーリーバジルの葉を手に入れなくてはなりません。
しかし! 日本ではこれがなかなか見つからない! かなり大きなスーパーやショッピングモールでも置いてるところは見たことがありません。
仕方ないので今までは輸入食材のペーストを使って我慢していたのですが、やっぱり新鮮な素材で一から作りたい! ということで、通販で買えるところを探してみたのでした。
Amazonではホーリーバジルの「苗」が買える
通販といえばamazonですが、ホーリーバジルで検索して出てくるのはほとんどが「種」かハーブティー用に乾燥させたもの。
ホーリーバジルはインドでは「トゥルシー」と呼ばれ、アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)で使われる神聖なハーブとしてお茶などにも利用されているのだそうです。ハーブ界隈の人たちにとってはホーリーバジルといえばタイ料理ではなくハーブティーなんですね。
しかしこれでは料理には使えません。amazonの奥地まで捜索を続けた結果、ついに発見したのがホーリーバジルの「苗」!
何はともあれ、試しに注文してみたところ……まさにこのような「苗」が届きました。

自分で育てろということですね。それなりに繁っていればすぐに収穫して料理に使えるかもと期待していましたが、サイズは全然まだまだこれからな感じ。じっくり育てていかねばなりません。
届いて3週間くらいになりますが、今のところ順調に成長を続けている様子。かなり丈夫で強い植物らしいので、栽培自体はわりと簡単らしいです。
ただし、一つ気をつけなくてはならないのが、ホーリーバジルはもともと暑い地域の植物なので、日本の冬の寒さには勝てないとのこと。なので自宅で栽培する場合は、春~夏に購入して、夏~秋の間に収穫する、というスケジュールがよさそうです。
新鮮なホーリーバジルを通販している農家があった!
苗が育つにはまだまだ時間がかかるので、やはりすぐに料理に使えるものを売っている店を探さねばなりません。
今度はGoogleで検索してみたところ、ついに生のホーリーバジルをオンラインショップで販売しているハーブ農家を発見!
福岡県東峰村でハーブや野菜の生産・販売を行っているハーブハーモニーというお店です。
Herb Harmony

購入方法と届くまでの流れ
サイトもシンプルなデザインでわかりやすい。支払いは銀行振込かクレジットカードになります。
注文すると確認メールが届き、その後あらためて決済用ページのアドレスがメールで届くので、そこから料金を支払います。
入金が確認されたら発送連絡があり、あとは届くのを待つだけ。簡単!

生のハーブなので、ゆうパックの冷蔵便(チルドゆうパック)で届きます。注文から到着までに5日間。早い!
新聞紙に包まれてどっさり入っていました。これでガパオ作り放題です。
長持ちさせる保存方法は?
どっさり届いたのでとても一回では使いきれません。そこで悩むのが保存方法。
新聞紙に包まれて冷蔵便で届いたので、同じ状態で冷蔵庫の野菜室に入れておけば良いのかと思い、最初はそうしていましたが、2日が過ぎる頃には少々弱りが見えてきました。
そこで調べたところ、なんと「普通に水に挿しておけば室温で数週間は持つ」とのこと。
実際やってみたら、弱っていた葉も一晩で見事に元気に復活しました。これは素晴らしい!

ホーリーバジルは強いというのは本当なのですね。
すべて使い切るまでの約2週間、ずっと新鮮なままでした。これなら余っても心配ありません。また利用しよう。
100gの購入でガパオ5皿くらい作れます。
まとめ
その他、楽天市場でもいくつか生のホーリーバジルを扱っているショップがあるようです。楽天派の方はご活用ください。
以上、生のホーリーバジルを通販で買った話でした。
ガパオは材料さえ揃えば調理自体はわりと簡単なので、興味がある方は自宅でガパオ、是非やってみてください。
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