自宅で沖縄気分…の質を高めるため「やちむん」の器を買った

2020.10.07

コロナで沖縄への旅行や帰省を控える代わりに、自宅で少しでも沖縄気分を味わおうということで、沖縄の食材を買ったり沖縄料理を作ったりして楽しむ人が増えているとのこと。

東京銀座にある沖縄物産店「わしたショップ」がこの夏とても賑わったとのニュースも流れていましたね。

わしたショップには沖縄の定番土産物のほか、沖縄そばの麺やだし、沖縄野菜やフルーツ、レトルト食品から泡盛まで、沖縄のものが幅広く大量に揃っているので、自分もよく行って買い物をしています。現地で買うより値段は高くなりますが、旅費を考えると全然お得。おかげで自宅でソーキそばやじゅーしーを手軽に楽しめるようになって、これは最高さーなどと思っていたのですが。

作った料理を盛り付けてみると、何かが違う……沖縄の何かが足りない。

そうだ、食器だ!

というわけで、「やちむん」です。


「やちむん」とは

「やちむん」とは「焼き物」の沖縄読みで、沖縄の伝統的な陶器のこと。

那覇市の壺屋や読谷村で作られているものが有名で、ずっしり厚みのある手触りに独特の鮮やかな装飾が特徴です。

やきもの→やきもん→やちもん→やちむん。たまに間違って「やむちん」と言ってる人がいますが、意味を知ればもう間違うことはありませんね。「おきなわ」が「うちなー」になるように、沖縄方言では「き」の音が「ち」になり、オ段の音はウ段になるようです。

沖縄でも本土でも、いい感じの沖縄料理店では大抵「やちむん」の食器が使われており、器から沖縄気分を高めてくれるのでした。

これはもう、買うしかないなと。

わしたショップで購入

銀座わしたショップ
銀座わしたショップ

本当は実際に沖縄まで行ってじっくり選んで買いたいところですが、なかなか旅行に行くのも難しい時期だったので、まずは銀座わしたショップの地下にあるやちむんコーナーを見に行ってみました。

そこまで品数は多くはないものの、良い感じの器が並んでいます。沖縄そば用のマカイ(「お椀」のことを沖縄の言葉でマカイと言うらしい)が欲しかったのですが、柄的にこれぞというものがなかったので、ひとまずご飯用の小さめのマカイを購入。

やちむん定番デザインっぽいイメージの、青と茶色の唐草模様です。

じゅーしーを盛ってみると、ここはもう沖縄。

やちむんのマカイにじゅーしーを盛った写真

これは想像以上に良い……QOLが上がる……

通販でそばマカイを購入

本命の沖縄そば用のやちむん(そばマカイ)も早く手に入れなくては。ということで向かったのは公設市場……ではなく楽天市場。

覚えた用語をさっそく使って「沖縄そば マカイ」で検索すると、いろいろな商品が出てきました。

「やちむん」で検索すると本土のメーカーの「やちむん風デザイン」みたいなものまで引っかかるので、あえて「マカイ」で検索することで、正統派の沖縄のショップに絞り込むことができます。

値段と柄と色を見比べて悩んだ末に、先に買ったご飯用と揃えて青と茶色の唐草模様に決定!

色の説明書きには「ゴスアメ」とあり、どういう意味かというと、「ゴス(呉須)」とはコバルトを使った藍~青緑色の顔料のこと、「アメ(飴)」はアメ色すなわちカラメルのような茶色のことでした。その他「コバルト」と書かれているものはゴスよりもっと明るめの青色になるようです。

利用したショップは沖縄市の長浜商店さんというところ。

注文してから5日後に到着。箱に貼られた「沖縄ヤマト運輸」のラベルが、本場からはるばる海を越えて届いたことを実感させてくれます。

沖縄からヤマト便で届いた箱
シーサーもいます。

そしてこれが、そばマカイ!

やちむんのそばマカイ
そばマカイ

完全に見た目だけで選んだので注文したときには特に気にしていなかったのですが、詳細を確認したところ、読谷村の「壺屋焼窯元 陶眞窯(とうしんがま)」という窯元のやちむんでした。沖縄の土を使い、昔ながらの製法を守って作られているとのこと。

さっそく沖縄そばを盛り付けてみましょう。

そばマカイに沖縄そばを盛った写真

素晴らしい! 旨さ100倍です。

並べて棚に置いてみるだけでも部屋の空気が沖縄化する……完全に良い買い物でした。

次はチャンプルー用の皿を手に入れなくては!

やちむんの取り扱いについての注意点

やちむんの取り扱い説明書

わしたショップで買ったマカイ、通販で買ったそばマカイ、どちらのやちむんにも取扱い上の注意点が書かれた紙が付いてきました。

やちむんは吸水性が高い陶器のため、そのまま使うと料理の水気や油が染みになることがあるらしい。それを防ぐため、最初に使う前に水か米の研ぎ汁に一晩つけて水を吸わせると良いそうです。また、使ったあとはすぐに洗って乾かすことも大事。

その他にも、繊細な素材ゆえに、電子レンジNG、食洗機もNG、などの注意点があります。

手間はかかるけど、だがそれがいい、というやつですね。大切に丁寧に使うことで愛着が増すのです。

やちむんで変わる生活

2つのやちむんのマカイを並べた写真

こうして、やちむんの器を買ったことで、自宅で楽しむ沖縄気分がより質の高いものになったわけですが、変化はそれだけではありませんでした。

前述のとおり、やちむんはとても丁寧に扱わねばならないため、食器洗いや棚への並べ方にも以前より気を使うようになりました。

もともと自分は特に食器に興味があったわけでもなく、これまで使っていたのは昔ミスドのポイントでもらったやつとか、春のパンまつりでもらったやつとか、金麦のシールを集めてもらったやつとか、結婚式のギフトでもらったやつとか、100均やニトリの安いやつとか、etc……etc……

数年前までわりとリアルにワーキングプアのような生活だったので、「食器にこだわる」なんて余裕はとてもなかったのです。

そんな状態だと、特に思い入れもない食器の扱いはやっぱり雑になってしまうのですね。食事のあとも適当に重ねて一晩台所に置きっぱなし、とか。よくないですね。

自分でしっかり選んで買った食器であれば、大事にしようと思えるし、食器洗いなどの面倒な作業も苦にならなくなります。綺麗に並べるために、食器棚も考えて使うようになります。

結果的に、生活が少しずつ整っていきます。

買って良かった、やちむん。

というわけで、やちむんのある暮らし、おすすめです。

Daily Life買ったもの

2020/09/18 (更新:2020/10/07)

書いた人:

旅と音楽。最近の時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CD屋。ブラジル他ワールド音楽とジャズとKPOPを中心に何でも聴きます。普段はHTMLやCSSやSEOなどの人。時々ギターと太鼓。寒さに弱すぎるため旅先は基本的に南。釣りたい魚はグルクンです。

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