コンタクトレンズを着けたまま寝て大変なことになった話

2018.09.15

もう20年くらいコンタクトレンズとともに生活しているのですが、昨年のことです。
コンタクトレンズを着けたまま眠ってしまい、目覚めたら大変なことに……という体験をしたので書き記しておきます。

使っていたのは2週間使い捨てタイプ

2週間タイプの使い捨てソフトコンタクトレンズを愛用しています。
使い捨てと言っても、2週間ずっと着けっぱなしではなく、毎晩寝る前に外して洗浄液でクリーニングする必要があります。

レンズを外して、手のひらで洗浄液をかけて洗って、レンズケースに洗浄液を注いで、レンズを入れて一晩保管……これだけの作業ですが、疲れている時などにはちょっと面倒だったり。

少し肌寒い5月のある日。仕事から帰ってきて、なんとなく風邪っぽかったので、夕食後しばらく暖かくしていようと布団に入っていたところ、そのまま熟睡してしまったのでした。

翌朝目覚めて、コンタクトを着けたままだったことに気づきます。

実を言うと、これまでのコンタクト歴20年の間に着けたまま眠ってしまうことは何度かあったので「ああ〜またやってしまった」と思いつつも、そこまで深刻には考えず、目薬を点して目を潤し、出勤の準備をして外へ。

例えば友達の家で遅くまで飲んでそのまま泊まった時とか、旅先で疲れ果ててホテルに着くなり眠ってしまう時とか、etc…コンタクトレンズを着けたまま寝てしまった次の日は、なんとなくずっと目が乾いたような感じになって、頭が重くて、決して「なんともない」ということはないのですが、それでも今までは普通に生活することは出来ていました。

しかし、今回は何かが違う……。

太陽の光が目にしみる

太陽が目にしみる
画像はイメージです(2017年5月撮影)

階段を降りて、日が射している道に出た瞬間、顔が上げられないほどの異様な眩しさに襲われました。

目は見えている……でも何かがおかしい。

なんとか前を見て歩こうとすると、太陽の光が目にしみるような感じで痛み、涙が出てくるのです。その場に座り込みたくなるような勢いで、まともに真っすぐ歩けない。

当時はバス出勤だったので、手で目に入る光を遮りながらとりあえずなんとかバス停まで歩き、会社に到着。

コンタクトレンズを外してしばらく目を休めれば治るのではないかと考えて、コンビニでケア用品を買ってレンズを外し、様子を見ようとするも意味なし。

やっぱりこれは目そのものがおかしい。パソコンの画面すら眩しく目にしみて見ていられない……。

さすがに仕事にならないので、同僚に車で送ってもらって眼科へ。

角膜に傷が

診察の結果、角膜が傷ついて炎症が起きているとのことでした。

コンタクトを着けたまま眠ると、目の表面が乾いてしまい傷がつきやすくなるそうです。

症状は軽いので目薬で治ると聞いて一安心。
治るまではコンタクトレンズ禁止で、処方された2種類の目薬を1日4回。

さすが病院の目薬は凄い力で、診察後はさっきまでの目にしみる眩しさが一気に軽減されました。

オフロキサシンとフルメトロンという薬を処方してもらいました

一週間かからないくらいで、無事復活。当初は本当にどうなることかと思いました。

それにしても、軽い症状でこれほどの辛さとは、やはり目は大切にせねばなりません。
目の病気は、ただ単に「しみる」とか「痛い」だけじゃなく、精神的にもかなりのストレスを伴うので大変ですね。

もう二度と何があってもコンタクトレンズを着けたままでは眠らない、と心に誓ったのでした。

おかしいなと思ったら迷わず眼科へ

もし万が一レンズを着けたまま眠ってしまい目の調子がおかしいという場合は、迷わず焦らず、すぐにお近くの眼科へ行きましょう。

洗浄液の使い回しも危険らしいのでダメゼッタイです。
例えば洗浄液が切れて新しいのを買い忘れてて、仕方なく前の日に使った分を再利用……とか、完全に恐怖です(やったことがある)。

これまでなんともなかったのは単に運が良かっただけなんですね。何事も慣れと油断は禁物です。

目は大切に!

ボシュロム派です。グッドデザイン。

Daily Life

2018/01/19 (更新:2018/09/15)

書いた人:

一人旅ときどきギターと太鼓。年々増していく時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CDショップ店員。現在はIT系のエンジニア。寒さに弱すぎるため旅行先は基本的に南の島です。釣りたい魚はアカジンミーバイ。

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Junineblog「未知との遭遇の日々」は、好奇心を忘れず生きていくためにいろいろな場所へ行き、いろいろな音を聴き、いろいろなものを食べよう、というブログです。

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