横浜中華街にオープンした崎陽軒の「シウマイBAR(バル)」に行ってきた

横浜といえば、崎陽軒のシウマイ弁当。

まだ熊本に住んでいた頃、青春18きっぷで東京から熊本まで帰ってきたことがあって、その時に初めて横浜駅で降りて崎陽軒のシウマイ弁当を買ったのでした。懐かし。

「シウマイ」とはシューマイ(焼売)のこと。

もともと知っていたわけではなく、多分その時にネットで「横浜駅 名物」か何かで調べて出てきたのだと思います。

その当時から、こちらに引っ越してくるまでずっと「さきようけん」だと思い込んでいた……のは置いとくとして(正しくは「きようけん」)、やっぱり今でも自分の中で横浜名物といえば、崎陽軒のシウマイなのです。


シウマイBARが2019年2月27日、中華街にオープン

そんな崎陽軒が、このたび横浜中華街に新たなお店をオープンしたというニュースが。

その名も「シウマイBAR(バル)」。

正確には「崎陽軒 中華街シウマイBAR店」。

BAR(バル)とはスペインの街角の食堂とカフェと酒場が合わさったような軽食店のこと……ということは?

そうなのです。シウマイBARでは、崎陽軒のシウマイを、弁当ではなく、出来立て熱々の状態で、店内で食べることができるのです。しかも飲みながら。

シウマイBARはもともと2016年11月に東京駅一番街にオープンしたのが最初で、その人気を受けてこのたび横浜にもオープンという流れだそうです。

それは行くしかないですね! ということで、早速行ってきました。

行ってきた

場所は、横浜中華街の朝陽門(青龍門/東門)から入ってすぐの真正面! 素晴らしくわかりやすい場所にあります。

中華街の地理に慣れてない人は、元町・中華街駅の1番出口から出ると、目の前に見えるのが朝陽門です。

土曜日の夕方で中華街は安定の賑わい。

中華街シウマイBAR外観
中華街朝陽門を入ってすぐ

シウマイBAR、入り口の右側にはシウマイBAR限定新メニューである「焼焼売(やきシウマイ)」の調理風景が見学できるショーケース的なブースがあります。

焼焼売は食べ歩き用のテイクアウトも可能とのこと。
入り口を入ってすぐに券売機がありますが、こちらは店内飲食用ではないのでご注意!

店内ではお土産用の商品も多数販売されていました。

店の奥がイートインスペースになっており、座席は店員さんが案内してくれます。時間的にちょうど空いていたようで、待たずにすぐカウンターに座れました。

シウマイBARイートインスペースの壁
壁にはレトロなシウマイ弁当の絵柄が飾ってあったり。

座席はカウンター1列と、2人がけテーブルが二つ、4人がけテーブルが一つで、決して広くはありません。時間帯によっては待たされるかも。

注文はメニュー表を見て店員さんに直接伝える形式です。

シウマイBARのメニュー表
メニューもいろいろ

初来店の時は定番で固める派なので、「昔ながらのシウマイ」と「筍煮」を注文しました。

シウマイは蒸篭(せいろ)に入って登場します! これぞ出来立て!

崎陽軒の「昔ながらのシウマイ」
昔ながらのシウマイ

帆立貝柱の入った崎陽軒ならではの深みのある香りと味わいが、湯気とともに広がるのです。横浜新時代の幕開けという感じです。

旨味の染みた筍煮はおつまみにぴったり。

崎陽軒シウマイBARの「筍煮」
筍煮

カウンターには電源コンセントもあります。

シウマイBARのカウンター
時代のニーズを押さえてます
夕暮れ時のシウマイBAR
夕暮れ時のシウマイBAR

シウマイの種類もいろいろあって、盛り合わせメニューもありました。次回はそれにしよう。

感想

メインがシウマイなので、しっかり食べて飲んでというよりは、軽く一杯だけ、という気分の時向け。

なんといってもここは中華街。美味しいものだらけの食べ歩き天国のような場所なので、余力を残しておくのが肝心です。

一発目にここで横浜気分を高めてから巡るか、あるいは最後の締めに訪れるか、どちらにもちょうどいい感じ。

ソフトドリンクもあるので、カフェ的にも使えます。せっかく横浜に来たなら、時間つぶしも横浜らしいお店で過ごしましょう。

これからよく利用することになりそうです。

地図と店舗情報

崎陽軒 中華街シウマイBAR店

ちなみに崎陽軒の「崎陽」とは長崎のことで、江戸時代の漢学者が中国風にそう呼んでいたというもの。
創業者の久保久行氏が長崎出身であったことと、「太陽の当たる岬」という意味から、崎陽軒という店の名前の由来になったのだそうです。

また、シウマイBARは2019年3月15日オープン予定の横浜駅東口通路直通のエンターテインメント施設「アソビル」内にも出店が決定しているとのこと。こちらも要チェックですね!

Food行った店

2019/03/07

書いた人:

一人旅ときどきギターと太鼓。年々増していく時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CDショップ店員。現在はIT系のエンジニア。寒さに弱すぎるため旅行先は基本的に南の島です。釣りたい魚はアカジンミーバイ。

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