自宅で火鍋! 中華街で買った火鍋の素を使ってラム肉の四川風水煮を作る

2019.01.27

まだ横浜に引っ越してくる前、中華街に行った際に、小さな輸入食材店で火鍋の素を見かけたので買って帰ったことがありました。

しかしながら、一人暮らしで鍋というのは少々ハードルが高い。水炊きとかならまだ少量からでも作れますが、さすがに火鍋は……パッケージも見るからに辛そうだし、多分3人前くらい入ってるし……。というわけで、いつか人を集めてパーティーでもする時に使おう、などと考えて、その火鍋の素は開封されることなく、棚の奥で眠ることになったのでした。

そして1年が過ぎ、火鍋の素は引っ越し先へと運ばれる過程でなぜか書類の合間に入り込み、さらなる深い眠り(言わばノンレム睡眠……)へと落ちていきました。

それが先日、年末の大掃除により発掘されたのです。

老干馬の火鍋の素
眠りから覚めた火鍋の素

賞味期限を見ると、すでに5ヶ月が過ぎています。でもまあ……中身は香辛料とオイルだろうから多分大丈夫だろう、ということで、速やかに使用することにしました。

ラム肉(羊肉)の火鍋を作る

火鍋にはラム肉(羊肉)が定番らしいとのことで大きめのスーパーへ買いに行き、その他ジャガイモ、キノコ(えのき)、レタス、パクチーなどを用意。

ラム肉で四川風といえば、私の好きな中華街の刀削麺の店・杜記の水煮羊肉麺です。あの味を自宅で作れたら最高……期待が高まります。

火鍋らしい鍋はうちには無いので、深めのフライパンで調理しました。レシピは以下のとおり。

火鍋のレシピ

1. 水500mlに火鍋の素を入れて沸騰させる。
2. 薄切りにした肉を入れて煮込む。
3. 野菜やきのこを入れてさらに煮込む。

完成。

鍋料理なので作り方はとても単純です。

火鍋の素は透明パックに入ったペースト状。

火鍋の素を水に入れて加熱します
煮立つまで加熱します。

それにしても強烈な色。キッチンはすっかり中華街の香りです。花椒祭り。

火鍋の中で煮えるえのきたち
禍々しいえのきたち。

煮込みすぎると固くなりそうな気がしたので、ラム肉に火が通ったらいったん取り出して、野菜を入れて煮込んで、最後に再びラム肉を投入。

本来の火鍋は鍋から具材を取って薬味と胡麻油に付けて食べるのが定番ですが、うちには卓上コンロ的なものは無いので、普通の煮物のように器に盛って食べることにしました。どこまでも適当でいきます。

このような四川風の辛い煮込み料理のことを「水煮」と呼ぶらしいので、これは火鍋の素を使ったラム肉の水煮、ということにしましょう。水煮羊肉(シュイジューヤンロウ)です。

刻んだパクチーをのせて出来上がり。

実食

ラム肉の水煮
ラム肉の水煮パクチー盛り

気になるお味は……美味い! ラム肉は最高! 柔らかい!

鬼のように辛いのかと思いきや、意外と口の中への刺激は穏やか……

しかし食べているうちにどんどん汗が出てくる……体の内側から燃えてくる感じです。ご飯も進みます。

これは冬には良いですね。

3食分くらい作れますが、鍋なので具材を都度入れ足していく形にすれば数日間使えそう。最後に白飯か麺を入れても良いそうです。

安く簡単に作れて本格的な味が楽しめるので(ラム肉は牛豚に比べるとちょっと高いですが)、興味がある方は是非お試しください。

火鍋の素自体は確か300円くらいだったはず……

調べたら6個パックのがAmazonにありました。

説明によるとメーカーは老干馬(ラオガンマ)という中国の有名ブランドで、”他のメーカーの商品に比べて辛さを抑えたタイプの味付け” とのこと。やはりそうなのか……。

中国ではあまりにも激辛すぎる火鍋を食べて体調を壊す人もいる※らしいので、このくらいが安心かもですね。

というわけで、老干馬の火鍋の素、おすすめです。

Food料理とレシピ

2019/01/25 (更新:2019/01/27)

書いた人:

一人旅ときどきギターと太鼓。年々増していく時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CDショップ店員。現在はIT系のエンジニア。寒さに弱すぎるため旅行先は基本的に南の島です。釣りたい魚はアカジンミーバイ。

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