伊良部島に泊まってみた ~ 渡口の浜まで徒歩5分! ホテルサウスアイランド【安価&好立地】
2020.12.01
伊良部島(いらぶじま)は宮古島と伊良部大橋で繋がっている島です。
伊良部大橋ができるまでは本当にのどかで静かな静かな島だったそうですが、とにかく海が綺麗すぎるので、近年はリゾートエリアとしても注目を集めています。
特に美しい砂浜が集まる島の南海岸側には、次々と新しいリゾートホテルがオープンしており、いわゆる「宮古島バブル」を象徴するかのような発展ぶり。
さらに2019年春からは隣の下地島にある「みやこ下地島空港」が稼働開始。下地島空港から宮古島に行くためには必ず伊良部島を通過することになるため、交通量も増えています。
そんな伊良部島の海辺に泊まりたい!
しかしリゾートホテルは身軽な思いつきの一人旅でフラッと行くには少々ハードル高いし……民宿はどれも集落内にあるので求めているものとはちょっと違うし……と思っていたら、ちょうどいいホテルがありました。
その名は「ホテルサウスアイランド」!
ホテルサウスアイランド
ホテルサウスアイランドは、伊良部島と下地島の間の入江沿いにある観光ホテルです。
開発が進むリゾートなエリアではなく集落側になりますが、伊良部島を代表する美しいビーチである「渡口の浜(とぐちのはま)」まで歩いて行ける距離!
建物内にはレストランとスーパーも入っているという便利さ! シングルルームあり!
これだっ! ということで8月に宮古旅行へ行った際に泊まってきました。
1泊だけでしたがとてもゆっくり楽しい時間を過ごせましたので簡単に振り返ります。
旅の始まりは下地島空港
今回、宮古に行こうと思ったそもそものきっかけは、下地島空港でレンタル自転車が借りられるようになったので、それを利用してみようと思ったこと。
せっかく自転車で下地島空港周辺をめぐるなら、宿泊もあえて宮古島まで行かずに下地島か伊良部島に泊まるのが楽しいのでは? という流れ。手頃なホテルがあって良かった!
そんなわけで、午前中に下地島空港に到着して、まずは自転車を借りて周辺をサイクリング。それはそれはもう、暑かった……。
下地島空港からタクシーでホテルへ
自転車を返却して、タクシーでホテルへ。下地島空港のタクシー乗り場からホテルサウスアイランドまで、900円くらいでした。
1階がスーパーになっており、受付は外の階段を上がった2階にあります。階段からはパラソルとテーブルが並んだ中庭が見えて、南国気分全開。
チェックインして部屋まで階段で上がります。エレベーターは無いので高齢の方や荷物が多い方は要注意。
ここでチェックポイント!
次々とリゾートホテルの建設が進む伊良部島の南海岸エリアですが、海側には背の高い建物がほとんどありません。実は宮古島市では2011年より景観を守るための景観条例が施行されており、エリアごとの特性や地形によって、新しい建物を建てる際の高さや配置に制限があるのでした。
そんな中、ホテルサウスアイランドはずっと昔からあるホテルなので、今では貴重な4階建て。他のホテルでは見られない高さからの風景も楽しめるホテルになっているのです。
伊良部でホテル建設へ/森トラスト | 宮古毎日新聞社
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古 公式サイト
部屋に入ると窓からは美しい入江と、その向こうに広がる緑の下地島。文句なしの景観!
少々古さは感じさせるものの、快適に過ごせそう。シャワーを浴びて一休みしてから、渡口の浜まで行ってみることにしました。
歩いて渡口の浜とブルータートルへ
入江沿いの道をまっすぐ歩いて5分くらいで渡口の浜の西側入口に到着! 海で遊びたい人にも最高の立地です。
渡口の浜は3度目でしたが、初めてこんな青空の時に来ることができました。
ただし台風が近づいていた日で、波も風も激しめ。泳いでいる人はほとんどいません。
と思ったら、サーフボードを抱えた人たちが次々とやってきて、波乗り開始! 眺めてるだけでわりと楽しい。
渡口の浜は砂浜が800mくらいあって広いので、入り口から離れるとほとんど周りに人がいない感じでゆっくりできます。
白くきめ細かい砂の美しさでは宮古の数あるビーチの中でも最強クラス。裸足で歩くだけで幸せな気分になれる……
ビーチの東側の端まで歩くと、そこにあるのがブルータートル(Blue Turtle)というレストランバー。マリンでトロピカルで映えまくりな人気店です。
テイクアウトもできるので、飲み物を買って砂浜で優雅に飲もう……などと思いましたが、風が強くて砂が飛んでくるのでこれはやばいと思って高速で飲み干しました(優雅に飲みたいならブルータートルの屋外テラス席がおすすめ)。
そしてカエターノ・ヴェローゾを聴きながら日が暮れるまでゆっくり。
Cinema Transcendental カエターノ・ヴェローゾ – Apple Music
夕暮れ時の贅沢
ホテルに戻り、1階にある「まるきスーパー」に入ってみました。ちょっとした売店みたいな規模かと思いきや、わりと広くて普通に便利なスーパーという感じ。
惣菜売り場でカツオの刺身が激安になっていたので思わず購入。
明日の朝食に「うずまきサンド」も買っておきました。
部屋に戻るとそろそろ日が沈む時間。窓は西向き……これはもしや最高の景色が見られるのでは!? と期待しましたが大事なところに雲が……!
とは言ってもこの夕焼け空! 贅沢!
「レストラン入江」で夕食
夕食はホテル2階にある「レストラン入江」にていただきます。宿泊客だけでなく地元の住民の方たちの利用も多い老舗の人気店だそう。
伊良部島なのでまずはやっぱり魚! 刺身! 新鮮!
定番メニューは「肉野菜そば」らしいのでこれも注文。山盛り!
そばといえばあっさりシンプルな宮古そば、に慣れているとなかなか衝撃的なパワフルさ。塩味が効いてて長崎ちゃんぽんにも近い美味しさでした。
泡盛も美味かった。満足満足。
夜が明けて、静かな朝。
朝食なしのプランにしてたのでゆっくりと目覚めて、路線バスの時間を調べてから、チェックアウトして出発。
もっと滞在したかった……次は2泊で利用しようと思います。良いホテルでした。
旅のまとめ
以上、伊良部島のホテルサウスアイランドに泊まった話でした。
手頃な値段で南国気分が味わえて、海遊びにも食事にも買い物にも便利。古さは感じさせるものの、それもまた島らしい味になっていて落ち着けます。
特に一人旅でゆっくり過ごしたい人にはおすすめ。
ホテルでも自転車の貸し出しをやっているようなので、自転車で島巡りをするのも楽しいかと思います。
近くのバス停から路線バスで宮古島の市街地まで行くこともできます。バスで伊良部大橋を渡るのもなかなか楽しいですよ。
参考になれば幸いです。
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伊良部島に泊まった次の日は、隣の下地島に宿泊してみました。その話もまたどこかで。
ではではどちら様も良い旅を!