宮古島一人旅にはレンタルバイク(原付)が最高! 3日間で三つの橋と五つの島をめぐる

2023.05.01

5月の連休に、長年の憧れであった宮古島に行ってきました。

宮古島で何がしたかったかといえば、それは「レンタルバイクで島をめぐる」こと!

沖縄旅行といえばレンタカー移動が定番ですが、一人旅でレンタカーはなんか違うというか……気分が出ないというか……。

なんと言っても南の島なので。海風と太陽を直に! ダイレクトに! 感じたい!

となると、原付があれば最高なのではないか? と思い、調べてみたところ、どうやらレンタルバイクというものがあるらしい! これは利用するしかありませんね。

しかも宮古島は、一周するとちょうど100kmくらいなので、原付だけでも十分回れる広さなのです。

さらに宮古島といえば……そう、あの海を渡る長い長い橋です! 2015年に開通したばかりの伊良部大橋! あれを原付で渡る……どう考えても最高です。

さらにさらに宮古島には、伊良部大橋の他にも池間大橋と来間大橋という大きな橋があり、それらを渡って合計5つの島をめぐることができるのです! 原付で!

ということで、予習に予習を重ね(主に地理とグルメ情報を)、レンタルバイクでめぐる2泊3日の宮古島一人旅へと出発したのでした。

この記事では、宮古島一人旅にレンタルバイクが最高な理由、レンタルバイクで旅するために必要な情報、そして実際に宮古島を原付でめぐった2泊3日の旅の記録まで、全部まとめました。伊良部大橋並みにおそろしく長いですので、知りたい情報だけ読みたい人は目次をご活用下さいませ……。
※記事内の情報は2018年5月に訪問した際のものです。実際に訪問される際は最新の情報もあわせてご確認ください。

宮古島でレンタルバイクを借りる方法

レンタルバイクを借りる方法ですが、とりあえず「宮古島 レンタルバイク」でGoogle検索すると、いくつかお店の情報が引っかかります。

空港近くで借りられるといいなと思いましたが、どうやら今やってるお店はどこも市街地のほうにあるようで、空港からはかなり離れています。

なので、事前に予約して空港まで迎えに来てくれるお店を探すか、一旦バスやタクシーで市街地まで移動してから直接お店に行くかになります。

今回は「空港への送迎あり」とサイトに書かれていた「サーウエスト宮古島」さんを利用しました。電話で予約する際に、送迎希望の旨と空港到着の時刻を伝えればOK。到着したら空港の出口で店名の札を持った人を探しましょう(小さな空港なのですぐわかります)。お店の人も気さくで話しやすく、島の交通事情やおすすめスポットなどを面白く教えてくれました。

料金体系やバイクの種類、空港送迎可能かどうかなどは、店によって異なります。全国チェーンのようなレンタカー屋とは違って、レンタルバイクは地元の小さなお店がやってるところがほとんどのようなので、ネットだと詳細がわからないことも多いです。気になったらとりあえず電話してみるのが早そう。

また、宿泊にゲストハウスや小さな民宿などを利用する場合は、宿で原付の貸し出しを行っているところもあるようです。

宮古島旅行記 1日目

宮古空港
トロピカル気分あふれる宮古空港

空港からレンタルバイク屋さんまで車で送迎してもらい、簡単な説明を受けて手続きを済ませます。今回の旅のお供はホンダのTODAYとなりました。

店によって置いてある車種も異なります。選べるお店もあるようなので、こだわりのある方は予約の際にご確認を!

一旦ホテルに向かい、チェックインを済ませ、荷物を置いて、いざ島めぐりの旅へ!

とは言っても、時刻はもう17時前。あまり遠出はできませんので、とりあえずホテルから一番近い橋、いきなりの大本命こと、伊良部大橋へ行ってみることに。

しかし原付にはナビなど無い! 予習した頭の中の地図と道路標識のみを頼りに進んでいくと、どうやら案内板を見逃したようで、最初にたどり着いたのは橋の入り口ではなく「宮古サンセットビーチ」!

せっかくなので駐車場に停めて、辺りを歩いてみました。

これが宮古島の海! そしてあれが……伊良部大橋!

宮古サンセットビーチと伊良部大橋
宮古サンセットビーチ

正面に伊良部大橋が見えるという贅沢なロケーションのビーチです。

西のほうは少々雲が多いですが……

宮古サンセットビーチ
青空!

東の空は晴れています。島の天気は変わりやすいとよく言われますが、これからの三日間でそれを実感させられることになります。

そしていよいよ伊良部大橋へ。渡るのは明日に取っておこうかとも考えましたが、まだまだ空は明るい! 前進!

伊良部大橋を渡る

伊良部大橋(2018年5月5日撮影)

宮古島から伊良部島(いらぶじま)へと繋がる伊良部大橋(いらぶおおはし)は、全長3,540メートル(3540=サンゴのしま、と覚えましょう)で、無料で渡れる橋としては日本国内最長。途中、船が下を通過するために高くなっている部分があり、一番高いところで約27メートル、実に9階建のマンションくらいの高さとのこと。高所恐怖症にとっては少々不安もありましたが、実際渡ってみると爽快感が凄すぎてもはや気になりませんでした。

橋の上は駐停車禁止になっています。停めて写真撮ってる人たちもいましたが……事故防止のためルールは守りましょうね。

というわけで伊良部島に到着!

橋を渡り終えると右手に駐車場的なスペースがあるので、原付を停めて一休み。

伊良部大橋(伊良部島側/2018年5月5日撮影)
伊良部島側は橋の名前がひらがな表示になっています。

また、そこから橋の下へと降りられるようになっています。橋の西側には白い砂浜が!

伊良部大橋横のビーチ
「長山の浜」というらしい。

景色を堪能し、今日のところは宮古島へと戻ります。

空が晴れてきて海の色もいい感じに青! これは来た時以上の爽快な体験になるに違いない! と思いながら走り出したところ……向かい風がめちゃくちゃ強い!

宮古島はとにかくどこにいても風が吹いていたので、気温が高いわりに快適だったのですが、海の上はさらなる強風が吹き荒れており……風向きによっては大変なことに。本気でヘルメットが飛ばされるんじゃないかと恐怖を感じました。

原付で伊良部大橋(ほか2つの大橋も含む)を渡る際は、くれぐれもヘルメットの紐と荷物には要注意です。油断すると多分飛んでいきます。

なんとか無事に宮古島へと帰り着き、天気も晴れてきてまだ暗くなるまでに時間がありそうだったので、来間大橋(くりまおおはし)にも行ってみることにしました。

来間大橋を見に行く

青い海のイメージがある宮古島ですが、島の道自体はそれほど「海沿いを走る」感はありません。畑などが続く田舎道をしばらく南下して30分ほどで来間大橋の入り口に到着。入り口手前にある前浜農村公園にバイクを停めて、ふと見ると公園から海のほうに出られるようになっています。行ってみると、来間大橋を見渡せる小さな砂浜がありました。

来間大橋(2018年5月5日撮影)
来間大橋。雲がまた増えてきました・・・。

天気が再び曇って暗くなってきたので、来間大橋を渡るのは明日に持ち越し。余力があるうちにホテルへと戻ります。

夜は島おでん

今回泊ったホテルは「ライジングサン宮古島」。繁華街からは少し離れているため、夕食を求めて徒歩で再出発。

宮古島のおでんが食べたいと思い、「おでん清水」という店に入ってみました(事前に調べていた某有名店は満席で入れず)。地元の人が集まる飲み屋的な雰囲気に、食べ応えあるボリューム。ゆっくり飲めました。

おでん清水の島おでん
宮古島の島おでん

宮古島ではおでんは季節問わず食べられる料理だそう。てびち(※豚足のこと)が入っているのが特徴です。至福の味わい。

そんな感じで1日目は終了。

宮古島旅行記 2日目

2日目。今日も晴れてはいるものの少々雲が多め。朝から出発し、宮古島の北西端である西平安名崎(にしへんなざき)と池間大橋(いけまおおはし)を目指します。

途中にもさまざまな寄り道ポイントが。

定番ビーチをめぐる

パイナガマビーチ入り口

宮古島中心部の市街地から最も近い、パイナガマビーチ。隣の港の景色も綺麗です。

パイナガマビーチ(20180506撮影)
パイナガマビーチ

そこからしばらく北上し、のどかな田舎道を抜けてたどり着くのは、宮古島観光の定番スポットのひとつ、砂山ビーチ

砂山ビーチ(20180506撮影)
砂山ビーチ

その名の通り、小高い砂の山を登って降りた先にビーチがあるという、ちょっとしたアドベンチャー感も楽しめます。

ガイドブックにもよく載っている有名な岩のアーチもここに。

砂山ビーチの岩のアーチ
砂山ビーチの岩のアーチ

その先はしばらくひたすら田舎道を一直線に北上。
左手には広がる畑、その向こうに青い海……!

今回はスルーしましたが、このルート上には宮古島海中公園という水族館もあります。

宮古島の北西端、西平安名崎へ

西平安名崎の風車
西平安名崎

いよいよ島の端に近づいたところで大きな分かれ道に出るので、まずは左へ。馬たちのいる牧場を過ぎると、前方に大きな風車が見えてきて、左に海が広がります。

その先にあるのが西平安名崎。公園として整備されており、トイレや自販機、そしてこれから向かう池間大橋が一望できる展望台があります。ここで一休み。

岩礁に荒々しく打ち寄せる波が、島の端であることを実感させます。

宮古島の北西端・西平安名崎

景色を堪能した後、先ほどの分かれ道まで戻り、もう一方の道へと進んでいくとそのまま一直線で池間大橋です。

橋の手前に休憩所的な広場があるので、写真撮影などはこちらで。

昨日の伊良部大橋での経験から、強風にそなえて荷物をシート下に仕舞いこみ、ヘルメットの紐をしっかり締めて、いざ橋へ!

池間大橋を渡る

池間大橋(20180506撮影)
池間大橋。渡る前に休憩所に原付を停めてちょっと歩いてみました。

池間大橋(いけまおおはし)は、宮古島と池間島を結ぶ全長1,425メートルの橋で、1992年に開通。細く伸びた宮古島の先端からそのまま一直線なので、左右どこまでも海! しかも宮古島の中でもトップクラスの眩しい水色の海で、「池間ブルー」と呼ばれる感動的な美しさで知られています。

池間島に到着すると、右側に売店などが集まったエリアがありました。ということでアイスクリーム休憩! 当然ブルーシールです。

池間大橋でブルーシール
風が強いので凄い勢いで溶ける(笑)

ブルーシールを購入した海美来(かいみーる)というお店の横に、草木に覆われた階段を発見! 気になって降りてみると……そこには最高すぎる砂浜が! こちらは「オハマ(ウハマ)」と呼ばれるビーチ。

お浜
池間大橋がしっかり見えて砂浜も綺麗。

アイスクリームチャージも完了したところで、池間島めぐりに出発です。

池間島は美しいビーチの宝庫

池間島のカニの道路標識
独特の生態系が保たれている池間島の道路には「カニ注意」の標識が!

池間島(いけまじま)は周囲約10kmの小さな島で、自然が残る美しいビーチが島のあちこちにあります。道も円形の島をぐるっと一周しているのでわかりやすい。

池間大橋から左折して時計回りで進んでいくと、最初に現れるのが「ハート岩」。

ハート岩
池間島のハート岩

沖縄本島から行ける古宇利島にはハート型の岩として有名な「ハートロック」がありますが、こちら池間島のハート岩は、岩の隙間がハート型になっています。

さらに進んでいくと灯台があり、そこを過ぎてしばらく行くと駐車場のある海水浴場があらわれます。その名は「フナクスビーチ」。

フナクスビーチ
「フナクス」は漢字で書くと「船越」。

砂浜はそれほど広くはないですが、ビーチ横の岩場の上からの眺めが絶景です。天気も雲が減って晴れてきて、海の青さが本気を出し始めました……

フナクスの岩場
フナクスの岩場。遠くに見えているのは「神の島」とよばれる大神島です。

ここで地図を確認すると、すでに通り過ぎたところにもビーチがあったようで、一旦逆戻り。車が数台停まっている場所があったので、さてはここだなと行ってみると、正解! その名は「カギンミビーチ」!

池間ロープ
「カギンミ」は「陰嶺」らしいです。

こちらのカギンミ、砂浜に降りるためにはなんと断崖(というほどではないですが)をロープを伝っていかねばならないという、サバイバルなビーチです。

カギンミビーチの砂浜
カギンミビーチ

まさにシークレットパラダイス……人も少なくて、砂浜と岩場が並んで広がる、自然そのままの美しさが最高なビーチでした。

カギンミビーチの岩場
遠浅で波も穏やか。

池間ブルーの眩しさ

池間島を一周して戻って来る頃にはすっかり天気も晴れ。再び池間大橋で宮古島へと戻ろう……としたところで、目の前に広がる眩しい青!

青空の下の池間大橋
さっきとは大違い!

朝に渡ってきた時とは海の色が全然違う……これが池間ブルーの本気か! と、あまりにも感動したので、あらためて売店エリアにバイクを停めて、本日二度目のオハマビーチへ。

熱帯植物のトンネルを抜けるとオハマ
緑のトンネルの向こうに夏が……

最高では……これぞ夢に見る南の楽園の風景では……

オハマから眺める池間大橋と大神島
オハマからの景色

右手に池間大橋、左前方に大神島、そして目の前にはどこまでも青い海!

心を落ち着けて、覚悟を決めて、いよいよ池間大橋を渡ります。今回の旅で最も感動した体験だったかもしれません。こんな色の海があるのかと。

池間ブルーの本気

橋を渡って宮古島側の休憩エリアにもふたたび立ち寄り。あらためてこの青さに浸りましょう。太陽の向きが違うとまた違った色合いが楽しめます。

池間大橋(宮古島側から)

池間大橋も橋の上での駐停車は厳禁。ただし池間大橋には歩道があるので、橋の上からの写真を撮りたい場合は休憩エリアに車を止めて歩くという手が使えます。

池間大橋からの眺め
というわけで歩く……本当に最高

この時点でもはや旅費の5倍くらい満足した気分になったのですが、旅はまだまだ始まったばかり。ここから一気に南下して、今度は宮古島の最東端、東平安名岬(ひがしへんなざき)を目指します。

その前に、そろそろ昼食の時間。タコ料理が美味しい店としてガイドブックに紹介されていた「すむばり食堂」に行ってみましょう。

すむばり食堂で最高のタコ料理を

すむばりそば
すむばり食堂の「すむばりそば」

島ダコの炒め物とアーサ(海草)がのった「すむばりそば」。とにかくタコが柔らかく、野菜と炒めてあって風味豊か。お店の雰囲気も最高で、素晴らしい時間でした。

いよいよ次の目的地に向けて出発!
宮古島の東海岸沿いの道を、ひたすら下っていきます。

マングローブ林を抜けて絶景の道をゆく

島尻のマングローブ林
島尻のマングローブ林

途中、島尻のマングローブ林に寄り道。宮古島で最大のマングローブの群生地だそうで、遊歩道が整備された公園になっています。ブラジル音楽好きの自分にとってマングローブは特別ですからね。カニたちも見ることができました。

そこからしばらく登り坂が増えてきます。宮古島は山の無い平坦な島ですが、東~南の海岸側はそれなりに険しい崖になっているようです。

たまに視界が開けて海が見えたりもしますが、お店などもほとんどないエリアになるので、ひたすら進んでいきます。

ようやく休憩スポット的な場所があったので寄ってみたら……ここがものすごい絶景スポットでした! その名は比嘉ロードパーク

比嘉ロードパーク
比嘉ロードパークからの景色

最高すぎ。

道はまだまだ続きます……さすがに疲れてきましたが、もう少し……。

東平安名岬

東平安名崎の灯台
東平安名崎の灯台

そしてついに宮古島の南東端、東平安名崎に到着! 一帯がかなり広い公園になっており、団体観光客のバスなどもいて賑わっていました。

駐車場から徒歩で灯台のほうへと向かいます。海を見下ろすと、青く碧く輝く海の上にいくつもの岩が点々と並んだ不思議な景観……どこかSFっぽくもある、非現実感あふれる絶景が広がっています。

東平安名崎の不思議な岩たち
東平安名崎の不思議な岩たち。

岬の南側は、迫力の波が打ちつける岩礁……ワイルドすぎる!

東平安名崎に打ち寄せる波
荒波なのに海の透明度も凄い。

灯台は有料ですが上まで登ることもできます(200円)。しかしどう見ても高所恐怖症には無理そうな造りだったのでやめておきました……。

飲み物を買って一休みしたら、出発です。

目指すは来間大橋と来間島!

このまま宮古島の南の海沿いを通って行きたいところでしたが、少々ガソリンが不安になってきたので、一旦内陸の集落のほうへ。

道を間違いサニツ浜

ガソリンを補充し(意外と全然減ってませんでした)、田舎道を西へ西へと進み、昨日通った記憶のある道に出て、このまま行けば来間大橋だ! と思ってたら、どこかで何かを見誤ったらしく、巨大な馬のモニュメントがそびえ立つ謎の公園に着きました。

サニツ浜の馬
巨大な馬!

どうやらここはサニツ浜という干潟。

地図を確認して逆戻り。小さな島なので、迷ってもすぐに軌道修正できて安心です。こういうのも含めてナビが無い原付旅の楽しさかも。

そして無事に来間大橋に到着!

来間大橋を渡る

来間大橋(20180506撮影)
来間大橋

来間大橋(くりまおおはし)は1995年に開通した、宮古島と来間島(くりまじま)を繋ぐ全長1,690メートルの橋。南側はどこまでも開けた青い海、北側には美しい白い砂浜で知られる与那覇前浜ビーチが望めるという、これまた絶景に挟まれた橋です。宮古空港に着陸する飛行機の窓からも綺麗に見えました。

来間大橋が他2つの橋とちょっと違うのは、渡り終えたと思ったらそのまま大きくカーブして急な上り坂に突入するところ。伊良部大橋も池間大橋も、橋の終わりに休憩所的なエリアがあって視界が開けているのですが、来間大橋は先が見えない急降下からの急上昇という感じで、絶叫マシーン的な気持ちよさがあります(帰りの来間島側から渡る時の景色も凄かった!)

来間島に渡り、そのまましばらく道なりに進んでいくと、その名も竜宮城展望台というところに到着。

竜宮城展望台
竜宮城展望台

竜宮城……このネーミングにこのビジュアル……ただならぬB級スポット感を漂わせていますが、登ってみるとこれがまた……来間大橋と与那覇前浜ビーチが一望できる、ものすごい絶景ポイントなのでした。かなり高さもあります。

竜宮城展望台から見る来間大橋
竜宮城展望台から見る来間大橋
実はこの手前にもう一つ展望台があるそうで、橋をより近くから見るにはそちらがおすすめのようです。

長間浜で夕日を眺める

来間島での最終目的地は、長間浜(ながまはま)という島の西側に広がるビーチ。晴れていれば海に沈む夕日が見られるとのことで、その時間を狙ってやって来たのです。

来間島は周囲9km、池間島よりもさらに小さな島ですが、島の大部分が畑なので細い農道が多く、運転には特に注意が必要です。

来間島の農道
ほぼこんな風景

島の西側に出て最初にたどり着いたのが、ムスヌン浜。岩場に囲まれた小さな白い砂浜。静かで落ち着ける綺麗なビーチでした。

ムスヌン浜
ムスヌン浜

そこから北にしばらく進んでいくと、長間浜の案内板を発見! 夕日スポットとして知名度が年々上がっているそうで、駐車場にはすでに複数台の車が。

南国感あふれる植物に囲まれた小道を抜けると、広々とした白い砂浜が目の前にあらわれます。そしてその先は、どこまでも海!

長間浜
北側には遠くうっすらと伊良部大橋が見えます

手頃な岩に座って、水を飲みつつ日没を待っていると、続々と人が増えてきました。

こんな離島の端のビーチでも今や普通にネットが繋がるありがたさ。待ち時間も安心ですね。

長間浜の夕日
雲が…! しかし美しい。

雲の流れがとにかく速いので、果たして天気がどうなることかと思いましたが、まさに日が沈むというタイミングで水平線上に雲が絶妙な幅で広がって……海に落ちていく太陽は見られず! しかしそれでも充分に待ったかいのある美しい夕焼けが楽しめました。

長間浜の夕焼け
こんな夕焼けが見れたので上出来でしょう。

このまま星が出るまで残ることも考えていたのですが(灯りが無いので星がめちゃくちゃ綺麗に見えるらしい)、雲が増えてきたので諦めて帰ります。

来間島、次は明るい昼間にも訪れたいところ。

夜は地元の食堂でゴーヤーチャンプルー

ホテルに着いたのは20時前。今夜は山羊料理でも食べに行こうかと思ってネットで調べるも、ラストオーダーが20時半だったり、店自体が無くなってたり……。疲れもあるし遠出はやめておこうと思い、ホテルの近くにあった「福屋」という食堂に歩いて行ってみると、地元の日常感100パーセントといった雰囲気で完全に当たり!

ゴーヤーチャンプルーとオリオンビールを注文。ビールは自分で冷蔵庫から取ってくる方式(!)で、昔台湾で行った火鍋屋が同じシステムだったのを思い出しました。
常連さんっぽいオジーが栓抜きの在り処をさり気なく教えてくれたり、すでに楽しい……。

福屋のゴーヤーチャンプルー

ゴーヤーチャンプルーも家庭の味という感じで最高でした。会計のときに付け合わせの和え物も美味しかったと告げたら、材料の切る前のビート(赤い大根みたいなやつ)をわざわざ奥から持ってきて見せてくれるお店のママさんも最高。宮古島は良い人ばかりです。

こうして2日目も穏やかに終了。

宮古島旅行記 3日目

伊良部大橋(2018年5月7日午前10時撮影)
伊良部大橋の朝

3日目。いよいよ滞在最終日。例によって天気は雲多め。もっと光を!

しかし一刻も無駄にはできないため、朝から出発です。

まずは2日ぶりの伊良部大橋へ。池間大橋も来間大橋も、それぞれに魅力がありますが、海の上をどこまでも走って行く爽快感ではやはりこの伊良部大橋の長さと高さは圧倒的。

最終日の旅の舞台は、伊良部島(いらぶじま)とその隣の下地島(しもじじま)です。

伊良部島をめぐる

ヤマトブー大岩
ヤマトブー大岩

伊良部島に到着したら右折して、ヤマトブー大岩なる岩を見に行きます。

すぐに目の前に現れる異様な存在感の大岩! ナビが無くても一発でこれだとわかりますね。

大岩の前には細い入江のような場所があり、伊良部大橋開通の記念碑が建っていました。

伊良部大橋開通記念碑
伊良部大橋開通記念碑

どこか水墨画のような、神秘的な雰囲気の場所です。

ヤマトブー大岩と伊良部大橋開通記念碑は大きくカーブした道路沿いにあり、特に駐車場などもないため要注意。そこから少し手前の親泊の浜という小さなビーチの入り口に広くなったスペースがあるので、写真など撮りたい方はそこを利用しましょう。

親泊の浜からは伊良部大橋も綺麗に望めます。薄曇りで海の青さは物足りませんが、淡いパステルカラーの風景もこれはこれで美しい感じ。

親泊の浜から眺める伊良部大橋
親泊の浜から眺める伊良部大橋

再び伊良部大橋のほうへUターンして、そのまま直進。しばらく行くと牧山展望台という標識が現れるので、右折して坂道を登って行きます。

標高80メートルの山の上にある牧山公園の駐車場から、さらに山道を歩いて登ったところに、白い大きな鳥の形をした展望台があらわれます。

牧山展望台
牧山展望台

上からの眺めはただただ絶景。伊良部大橋の全貌が見渡せました。

牧山展望台からの眺め
高い!

続いて伊良部島の南の海沿いをしばらく進んでたどり着くのは、伊良部島を代表するビーチ「渡口の浜(とぐちのはま)」。砂浜の砂がとにかくきめ細かいのが印象的。しかしこの日はかなり波が激しく押し寄せていました。

渡口の浜
渡口の浜

そこからまるで川の河口のようにも見える入り江を挟んで向こう岸はもう、伊良部島の隣の下地島です。

向こう岸は下地島
向こう岸は下地島。

下地島は不思議な絶景だらけ

宮古島、伊良部島、池間島、来間島、これまでに4つの島を原付で巡って来ましたが、ついに5番目の島へと上陸……。

伊良部島から下地島へは、数メートルの短い橋で複数箇所から渡れます。本当にちょっとした川を越えるだけみたいな感覚。

下地島に渡ってしばらくは、絵に描いたようなカントリーロードです。空がやたらと広く感じるのは、360度どこを見ても山もビルもないからでしょうか。

下地島の道
下地島

畑に囲まれた道を抜けて島の西海岸側に出ると、ここからは見どころ連発の観光名所密集地帯です。

まずは、野生的な岩とリゾート感あふれる砂浜が同居した中の島海岸。シュノーケリングスポットとして人気だそうです。

中の島海岸
中の島海岸

続いて、その昔1771年に起きた大津波によって崖の上まで打ち上げられたといわれる、下地島巨岩こと「帯岩(おびいわ)」。

帯岩
帯岩

さらに、二つの池と海が地下で繋がっているという不思議な地形の「通り池」。国の名勝及び天然記念物にも指定されています。

通り池
通り池

そしていよいよ下地島の北の端へ。

一直線の道路を抜けて、いきなり視界が開けると、左手には水色に輝く海! そして右手には下地島空港の滑走路……!

下地島空港と海

「うっわ……何だこれは!?」と思わず声が出てしまうような感動の風景。

そしてその感動は、さらにその先へと進んで行くほどに増していくことになるのでした。ここが噂の……17END(ワンセブンエンド)!

最高の青、17END

下地島空港17エンド
下地島空港17エンド

下地島空港の滑走路は海に突き出しており、その周りを囲むように道が整備されていて回れるようになっています。このエリアの通称が「17END」。

「17END」という名称は、飛行機が着陸する際の角度を示す航空用語に由来するそう。
下地島空港はパイロットの飛行訓練のための空港なので、一般客が利用することはありません。タイミングが良ければ「タッチ&ゴー」と呼ばれる飛行機の離着陸訓練の様子が間近で見られるとのこと。
【追記】下地島空港ですが2019年から国際空港として運用されるとのことで、開業以降はこれまでのようには17エンド周辺に入れなくなるかもという噂もあるようです。あくまで噂ですが、気になる方はお早めにどうぞ。
【追記】2019年3月からついに下地島空港の営業が開始され、17エンドは車両での通行が禁止となりました。歩いて通ることは可能です。安全になってこれはこれで良かったかも。

滑走路の端まで来て右折するとさらに深みを増した青色が広がり、そこに伸びる空港の誘導灯……あまりにも美しい景色。

下地島空港17エンド・東側から

滑走路の東側では、また海の色が変わり、いくつもの奇妙な岩が遠浅の水面上に並ぶ「佐和田の浜(さわだのはま)」の独特の景観が見えてきます。

そして道はそのまま滑走路を離れ、気づけばいつの間にか伊良部島に戻ってきているという……。

下地島、まさに不思議の島でした。

佐和田の浜
佐和田の浜

先ほど向こう岸から眺めた佐和田の浜。この奇妙な岩たちも、大津波によって運ばれてきたものだそう。

そこから今度は伊良部島の北側へ。すっかり天気も晴れて、眩しい海沿いを登って行きます。

ふたたび、伊良部島をめぐる

白鳥岬
白鳥岬

伊良部島の北端、白鳥岬(しらとりざき)。遊歩道のある小さな公園のようになっています。沖に白い船が浮かんでいて絵になりすぎる……。

伊良部島の北から東側のエリアは登りの坂道が多く、海沿いのため風も強めです。

伊良部島北側の絶景
突然こんな風景があらわれたり。

サシバという鳥の形をしたフナウサギバナタの展望台でしばし休憩。

ふなうさぎバナタ
ふなうさぎバナタ。「船を見送る崖」みたいな意味らしいです。近くには「三角点」と呼ばれる絶景ポイントもあるそうですが、場所がわかりにくいとのことで今回はスルー。

山道を抜けると、眼下に漁村の集落が見えてきました。

佐良浜の町並み
カラフルで美しい佐良浜集落の風景。

そこから道は一気に下り坂。降り着いた先は、佐良浜港(さらはまこう)です。

佐良浜港
佐良浜港に到着。

海が眩しい!

佐良浜港で昼食を

佐良浜港 漁師屋
佐良浜港 漁師屋

というわけで、ここで昼食。佐良浜港には、取れたての新鮮な海の幸が楽しめる漁協直営の食堂「漁師屋」があります。この日のおすすめはグルクンの押し寿司!

グルクンの押し寿司

グルクンと爽やかな大葉とわさびの組み合わせが最高すぎました。一緒に出てくる味噌汁にもしっかりと魚が入って食べ応えあり。

のどかな漁村の日常感あふれる雰囲気も素晴らしく、眩しい港の風景を眺めながら食事ができる屋外テーブルもあります。また来たい。

【追記】現在は残念ながらこちらの店舗は閉まっており、漁協直営の食堂は向かいの建物内にオープンした「おーばんまい食堂」になります。(2019年9月訪問)

佐良浜港を後にして、ふたたび坂道をぐんぐん登ってすぐにまたぐーっと降りて行くと……やややっ、あの巨大な岩は!?

そうです、朝に訪れたヤマトブー大岩のところまで、ついに伊良部島を一周して戻ってきたのでした。

宮古ブルーの本気

親泊の浜
親泊の浜

気づけば完全に快晴で、海の色も朝とは大違い! あらためて親泊の浜から伊良部大橋を眺めます。

伊良部大橋横に広がる海

透き通る青さを堪能したら、いよいよ伊良部大橋へ。これを渡れば、今回の島めぐりの旅はすべて終了です。最後の最後に本気を見せつけてくる伊良部ブルーに宮古ブルー……ああ帰りたくない……!

伊良部大橋

渡り始めると、そんな名残惜しさも忘れてしまうほどの眩しい青さと、あいかわらずの海風の強さ……!

旅の終わりに

パイナガマビーチの午後
午後のパイナガマビーチ

その後、飛行機までまだ少し時間があったので、昨日の午前中に訪れたパイナガマビーチへ。やっぱり快晴だと海の色の次元が違う!

そしてガソリンを満タンにしてからレンタルバイク屋さんへ。別れの時です。

帰りも空港まで送ってもらい、出発の時間まで空港のA&Wで宮古そばとオリオンビールで打ち上げ。

さらば宮古島。Saravah!

旅のまとめ

伊良部大橋横・宮古島側の海

以上、レンタルバイクでめぐる宮古島、2泊3日一人旅の振り返りでした。

レンタルバイク、完全に最高でした。一人旅で来る時は今後も利用することになるでしょう。

ひたすら名所をめぐりまくりましたが、それでも行き逃したスポットはまだまだ多数あり……島の南海岸側を通ってないし、与那覇前浜ビーチも行ってないし、昼間の来間島にも行ってみたいし……また近い内に訪れることになりそうです。

最後に、宮古島めぐりにレンタルバイクを利用して良かったところと、注意すべき点などを簡単にまとめておきます。

宮古島一人旅にレンタルバイクが最高な3つの理由

1. 身軽に時間を有効活用できる

なんと言ってもその機動力の高さ! ちょっとそこまで感覚ですぐに出発できて、寄りたい場所があれば簡単に停められます。駐車場の出し入れの手間や、乗り降りの際にかかる時間を大幅にカット出来るので、限られた日数をフルに楽しむには超重要。

長距離移動が必要な旅では車が有利ですが、宮古島は外周100kmの小さな島。島のいたるところに見どころが存在するので、小回りが利く原付が圧倒的に便利なのです。

宮古島の東海岸の風景
車に乗ってたら見逃してしまうような知る人ぞ知る絶景に出会えることも。

2. 島の空気を全身で感じられる

最大の魅力はやはりこれでしょう。美しい景色の数々も、車の中からガラス越しに見るのと、風を感じながら目で直に見るのとでは、感動のレベルが違います。
特に宮古島の場合は3つの大橋が観光には外せないポイントなので、眩しすぎる宮古ブルーの海の上をバイクで渡る爽快感を味わわずに帰る手はありません。決して忘れられない体験になるはずです。

3. 料金が安い

お店にもよりますが、相場としては24時間で2,000円前後。レンタカーの半額程度で借りられます。

浮いた分の予算を宮古島の美味しい食事に回すこともできますね。

宮古島をレンタルバイクでめぐるときの注意点

交通安全

当たり前ですが、交通ルールを守って安全に運転しましょう。

レンタルバイク屋の人にも言われましたが、宮古島の交通はかなり「ゆるい」らしく、適当な運転をする人も多いそうなので、事故には十分気をつける必要があります。レンタカーの観光客が旅行気分で浮かれて注意散漫になっていることも多いでしょうし、自分の身は自分でしっかり守らなくてはなりません。

宮古まもる君
宮古島の交通安全のシンボル「宮古まもる君」。本当にいたるところにいます。

これまたレンタルバイク屋さん情報ですが、島の田舎道は背の高いサトウキビ畑に挟まれて見通しが悪くなっている場所も多いです。サトウキビの間からオジーがトラクターで飛び出してくる(!)ことがあるらしいので、のどかな田舎道であっても油断は禁物です。

天気が変わりやすい

綺麗な景色が目的であれば天気は超重要。空模様によって海の色も全然違って見えるので、晴れるように必死で祈りましょう。

ただし、南国だけあって天気の変動も激しいです。曇っててがっかり……と思ってたら1時間後には快晴、みたいなこともあるので「その時どこにいるか」は運次第。祈りましょう。

天気予報が全く当てにならないという話もよく耳にします。予報が雨でも諦めるなかれです。

逆に晴れ予報でも最低限の雨具は用意しておくと安心。特に夏場は、沖縄ならではの突然の豪雨(カタブイ/スコール)に要注意です。原付移動の途中で降り出した場合は、カッパやレインコートを着て無理して進むのではなく、安全な場所に停車して雨宿りして待つのが良いと思います。なので折りたたみ傘も持っておくべし。

風が強い

海に囲まれた小さな島なので、どこにいても常に海風が吹いてます。特に橋の上は完全に強風でした。レンタルバイクの原付には前にカゴが付いていましたが、荷物によっては簡単に飛ばされそうなので要注意です。

あまりにも風が強い日は橋に通行制限がかかることもあるらしいので、地域のニュースもチェックしておきましょう。

虫が多い

宮古島は畑の間を走っていくような道も多いため、小さな虫たちが顔や腕に凄い勢いで激突してきます。苦手な人はしっかりガードしましょう。虫除けも塗っておくと良さげです。

レンタルバイク屋さんで借りられるヘルメットはシールドが付いていない可能性大なので、完全防備したいならヘルメットを持参するのもありでしょう。

レンタルバイクの旅に必要なもの・役立ったもの

持って行って良かったもの、役立ったものをまとめておきます。

日焼け止めとサングラスは必須!

サングラスと日焼け止めと地図

日差しの強い南の島なのでこれを忘れると大変です。

実は自分は今までの人生でほとんど日焼け対策というものをしたことがなかった(そして帰ってきてから苦しむ……)のですが、さすがに今回は事前にしっかり買って準備して行きました。

日焼け止め、どこのが良いとかさっぱりわからなかったので、この時は有名メーカーのものから適当に見た目で選びましたが、海で遊ぶ予定があるなら「サンゴに優しい日焼け止め」というのが出てるのでこちらをおすすめ。宮古島の美しい海はサンゴのおかげでもあるので、大切に守っていきましょう。

ただし一人旅の場合は、一人で海で泳ぐことは基本的にNG!です。宮古島のほとんどのビーチはいわゆる海水浴場ではなく自然のままの海なので、監視員などがいません。万が一事故が起きた場合など、一人では危険過ぎる上に、島にも大きな迷惑をかけてしまいます。シュノーケリングをしたい場合はガイド付きのツアーを利用しましょう。

サングラスは、安いのに優秀と噂のユニクロで。1,500円で優秀でした。

注意点としては、あまりにも景色が良いのでついついサングラスを外して見てしまう場面が多々あること……レンズ越しだとやっぱり色の彩度が違いますからね……ほどほどに。

地図、カメラ、ガイドブック……はスマートフォンだけで大体なんとかなる?

地図、ガイドブック、天気予報、カメラ、メモ帳、それら全ての機能を兼ね備えた驚異のデバイスことスマートフォン……。昔は全部個別に用意して持って行ってたと思うと、あらためて凄い時代になったものです。

もちろん本格的に写真が趣味な人ならカメラ常備でしょうけど、身軽さ重視のバイク旅ならスマホだけで大体なんとかなります。

この記事内の写真はすべてGalaxy S8とiPhone8で撮影したものです。

通信状況も、宮古島とその周辺の4つの島、ほとんどのエリアを回りましたが、覚えている限り圏外になって困ることは一度もありませんでした(ソフトバンクとdocomoの2台持ちで確認)。

Googleマップやカメラをよく利用する人は、充電対策としてモバイルバッテリーは持っておくと安心です。

ガイドブックはkindleでまっぷる、るるぶ、ことりっぷ等、いろいろ揃っています。事前にスマホにダウンロードしておけばOK! しかしそもそも原付の場合は移動中に見ることはできないので、旅行前にじっくり読み込んで頭の中に情報入れてから行くのが良いかも。位置関係も予習して回る順番などある程度決めておいたほうが、時間も有効に使えます。

でもやっぱり紙の地図もあると便利

地図はスマホで足りる……とは言ったものの、レンタルバイク屋さんでもらったロードマップが何気にすごく役立ちました。
なんと言っても観光客向けに特化してあるので、不要な情報がなくて定番スポットの場所が圧倒的にわかりやすい!
また、ガソリンスタンドの位置が載っているのも重要なポイントです。

現在地の把握や迷った時にはGoogleマップが最強! 目的地への大体のルートを把握するには紙の地図が便利! という感じで使い分けましょう。

あとがき

以上、レンタルバイクで宮古島をめぐるためのあれこれと旅の記録でした。おつかれさまでした。原付はいいぞ!

いつかの旅の参考になれば幸いです。

良い旅を!

Travel沖縄宮古島

2018/05/21 (更新:2023/05/01)

書いた人:

一人旅ときどきギターと太鼓。年々増していく時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CDショップ店員。現在はIT系のエンジニア。寒さに弱すぎるため旅行先は基本的に南の島です。釣りたい魚はアカジンミーバイ。

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