【沖縄そばの日】今までに食べた沖縄そばの思い出をまとめる【おすすめ18選】

2020.06.29

10月17日は「沖縄そばの日」らしいです。

沖縄そばとは文字通り沖縄の「そば」のことですが、麺は小麦粉の麺であり、そば粉は使われていません。

そのため、沖縄が日本に返還された際に、公正取引委員会の基準により「これは『そば』とは呼べない」と通告されたそうです。

しかし、沖縄では戦前から「そば」として親しまれてきた大切な食文化であるため、沖縄生麺協同組合らが交渉を重ね、1978年の10月17日に「本場沖縄そば」という名称が正式に認可されたとのこと。

それを記念して10月17日が「沖縄そばの日」になったわけですね。

もともとは明治時代に清の国から来た料理人が那覇の「支那そばや」で作り始めた「唐人そば」が原点にあり、そこから沖縄人の味覚に合うようにさまざまな進化の過程を経て、現在のような沖縄そばのスタイルが作られたようです。

独特の歯ごたえのある食感の麺と、豚と鰹だしのスープ、三枚肉(豚バラ肉)とかまぼこのトッピングが定番ですが、店や地域によっても様々なバリエーションが生まれています。


「ソーキそば」と「沖縄そば」の違いは?

市販の軟骨ソーキの画像

最近では「ソーキそば」も沖縄の定番メニューとして全国的に名前が知られるようになってきました。「ソーキそば=沖縄そばの別の呼び方」だと思っている人をたまに見かけますが、正確にはちょっと違っていて、わかりやすく言うと「ソーキが乗った沖縄そば」が「ソーキそば」です。

ソーキというのは豚のあばら肉、すなわちスペアリブのこと。三枚肉の代わりにゴロッと丸みのある骨付き肉が乗っているのが「ソーキそば」。

お店によっては軟骨の部分を使って柔らかく煮込んだソーキを乗せたタイプもあり、「軟骨ソーキそば」「軟骨そば」などと区別して呼ぶこともあります(硬い骨付きは「本ソーキ」と呼ぶことも)。

沖縄で単に「そば」(より沖縄風に言うと「すば」)といえば「沖縄そば」のことなので、他にもたとえば「てびち(豚足)」が乗った沖縄そばは「てびちそば」、野菜炒めが乗った沖縄そばは「野菜そば」、などなど、いろんな沖縄そばがあるわけですね。

ソーキそばはそんな沖縄そばのバリエーションの一つ、と覚えておきましょう。

沖縄そばは食べ比べが楽しい

店や地域によって様々な違いがあるのが沖縄そばなので、何度も沖縄に行くようになると、いろんな店を訪れて食べ比べをするのも楽しくなってきます。

「人気有名店はさすがに美味いな」とか「でも個人的にはこっちが好み」とか「こんな変わったそばがあるのか!」とか「久しぶりにまたあの店行こう」とか、行けば行くほど面白くなります。

基本あっさり目の味付けのお店が多いので、連日食べても飽きないところもポイント。毎日ラーメンとかは正直険しいですが、沖縄そばなら全然いける。

違いがあるとはいっても基本シンプルな料理なので、当たりハズレもそんなになくて、「めちゃくちゃ美味い!」みたいな感動よりも「やっぱこれだね~」的な安心感が魅力。なのでお店の雰囲気とかも込みで味わうのがいい感じ。

というわけで、ここからは今までに食べたいろんなお店の沖縄そばの思い出と、おすすめポイントなどを書き連ねていきます。

掲載している内容は筆者の訪問時および2019年10月時点で公開されている情報をもとにしたものです。値段や客層、店舗の外装や雰囲気など、変わっていることもありますので、実際に訪れる際は最新の情報もあわせてご確認ください。

なかむらそば(沖縄本島・恩納村)

なかむらそばのソーキそば
なかむらそばのソーキそば

初めて訪れた沖縄で、初めて食べた沖縄そばは、恩納村の人気店「なかむらそば」のソーキそばでした。

当時は自分もまだ全く旅行が趣味なんてこともなく、社員旅行での完全なる観光定番コースで「ルネッサンスリゾートオキナワ」に宿泊し、二日目の朝、万座毛へと向かう途中に訪問。

まずなんといっても立地が最高! 本島最強のリゾートエリアである恩納村の眩しく青い海が、店の前の道を挟んですぐ向こうに広がるオーシャンビューなのです。

なかむらそばから見える恩納村の海
目の前にこんな風景

なかむらそばの特徴は歯ごたえのある自家製麺としっかり味の濃い鰹だしスープ、とはいっても当時は沖縄そばについての知識も全くなかったので、とにかく「これが沖縄そばか……変わった食感の麺……肉うまい……」みたいな感じでいただいたのでした。

もう6年前の話。また食べに行きたいですね。

なかむらそば店舗外観
なかむらそば

リゾートエリアなだけあって、昼時は観光客でかなり混み合う模様です。

琉風(沖縄本島・那覇空港内)

琉風の沖縄そば
琉風の沖縄そば

初沖縄から1年後、二度目の沖縄は一人旅でした。

到着してまずは昼食、ということで入ったのが那覇空港1階にある「そば処 琉風」。到着出口のすぐ横のとてもわかりやすい場所にあります。

その後も何度か利用していますが、これぞザ・スタンダードという感じの味。空港という立地もあり値段は若干高めで、地元の人が利用するような雰囲気もありませんが、到着時や出発前にとりあえず一杯、という時には便利なお店です。

観光客は、到着後はすぐにレンタカー受付、出発前は2階フードコートか3階のレストラン街で食べる人が多いためか、意外と空いてることが多いのもポイント(この前見たらめちゃくちゃ混んでました……時代は変わる)。一人でしみじみと「ああー沖縄に着いたのだなー」という気分に浸れます。

逆に地元の日常感あふれる活気のある雰囲気を求めるなら、同じく那覇空港1階にある「空港食堂」がおすすめ。

空港食堂(沖縄本島・那覇空港内)

空港食堂の沖縄そば
空港食堂の沖縄そば

那覇空港1階の一番端の奥まったところにある「空港食堂」。こちらは昔ながらの食堂らしい雰囲気で、わいわいがやがや賑わってる感じ。手頃な値段でいろんな沖縄らしいメニューが揃っています。

空港食堂の沖縄そばも、食堂メニューらしくシンプルな正統派。これぞといった特徴はありませんが、安心できる味でボリュームもしっかりあります。

主に空港職員の方々が多く利用しているようで、観光客は少なめ。テレビから聞こえてくる沖縄ローカルのニュースやCMに「沖縄にいる!」という実感も一気に高まります。

首里そば(沖縄本島・那覇市)

首里そば
首里そば

首里城の近くにある行列のできる人気店「首里そば」。

空港から向かう場合はモノレールで首里駅まで行って、そこから歩いて数分です。

12月に沖縄を訪れた際に、オフシーズンで平日の今なら並ばずに入れるのではないか? と思って向かいました。外観はあまり目立たない、普通の家のような感じ。

首里そば入り口

見事に狙い通りですぐに入ることができましたが、来客は次から次に途切れることなく、常に席はほとんど埋まってる状態でした。土日はきっと凄いことになるのでしょう。

首里そばはとにかくあっさり優しい上品な味。癒やされる美味しさ。透明度の高い(!)鰹だしスープと、歯ごたえのある平たい麺も特徴的で、しょうがは紅しょうがではなく生の細切りが乗っています。そして豚肉がまた柔らかくて美味い。三枚肉と赤身肉が1切れずつ乗っていて、油っぽいトロッとした感じではなく、やっぱり優しくホロッと溶けるのです。

老舗の有名店とのことで、店内もそんな感じ(古い食堂みたいな)なのかなと思っていたら全然違って、木目調で統一されたテーブルとカウンターに、沖縄らしい小物や装飾があったりと、適度におしゃれな雰囲気。居心地もすごく快適でした。

首里そばカウンター席からの風景
カウンター席からの風景はこんな感じ。

そば以外では「煮付け」(おでんのような料理)も激おすすめです。

とらや(沖縄本島・那覇市)

とらやのソーキそば
とらやのソーキそば

二度目に沖縄を訪れた際、今はもう解散してしまった沖縄のとあるご当地アイドルのメンバーと話す機会があり、誰もが知ってるような定番以外で「沖縄に来たらこれを食べるべし!」という食べ物を聞いてみたことがありました。その時に教えてもらったものの一つが「木灰そば」。

一体それは何なのか……よくわからないまま名前だけが記憶に残っていたのですが、何度も沖縄を訪れるようになり、沖縄そばについての知識も増えて、ついにその正体が判明。

木灰(もくはい/もっかい)そばとは、麺を作る際に「かんすい」を使わず、昔ながらの木の灰を使った製法で作られる沖縄そばのことだったのでした。

その製法によって、独特の香りのあるコシの強い麺になるらしい。

そんな伝統的な木灰そばが食べられるお店が「とらや」。

スープはあっさり透明な鰹だし。麺の太さを選ぶことができ、なるほどこれが木灰……どこか懐かしい素朴な香り。美味いです。

ソーキは別皿で出てくるので、麺とスープとソーキ、それぞれの風味をじっくり楽しめるのもよいところ。甘辛くしっかり味の染みた本ソーキも柔らかくて上等!

綺麗な店内も快適なお店でした。

楚辺そば(沖縄本島・那覇市)

楚辺の軟骨ソーキそば

細い坂道を抜けた住宅街の中にある、赤瓦屋根の古民家をそのまま利用したお店「楚辺(そべ)」。

店内も田舎の親戚の家に来たかのような雰囲気で、なぜかシャンデリアがあったり、店内BGMはアメリカンなオールディーズだったり、そんなところも沖縄らしさ満点。

楚辺そば外観

ここのおすすめはなんと言っても軟骨ソーキそば!

ソーキがそばとは別皿で出てくるタイプで、まずはその大きさにびっくり! 続いてその柔らかさにびっくり! 軟骨までとろっとろです。

スープはあっさり系で麺は細めの平麺。誰にでも安心しておすすめできるお店ですが、観光客にも大人気でかなり混んでます。

亀かめそば(沖縄本島・那覇市)

亀かめそばの軟骨そば
亀かめそばの軟骨そば

前日に泡盛を飲みすぎて、二日酔いでぐったりしながら波の上ビーチまで歩き、昼まで休んでたらようやく食欲が出てきて、近くにある沖縄そば屋を検索。

たどり着いたのが「亀かめそば」でした。ここのポイントは「フーチバー盛り放題」。

フーチバーとは沖縄のヨモギのことで、沖縄料理では薬味としてよく使われる食材です。

亀かめそば外観
亀かめそば

店内は古き良き大衆食堂といった雰囲気。入り口で食券を買って、フーチバーを好きなだけカゴに取って席につくというのが面白い。

出てきた「がんじゅうそば(軟骨そば)」は、しっかり強めの味が効いたスープに、丸々とした大きめの軟骨ソーキが乗ったパワー系。

軟骨もコリコリした硬さの残る仕上がりで食べごたえあり。

そこにフーチバーを入れてみると、爽やかな苦味が加わって……あ、これ美味い! 疲れた体にエナジーフルチャージという感じでした。

田舎(沖縄本島・那覇市)

田舎のソーキそば
田舎のソーキそば

泊港の周辺を散歩している時に見つけた気になりすぎるビジュアルの建物。入ってみたら美味しい宮古そばの店でした。その名も「田舎」。

なんと言っても安い! なんと390円!

すっきり透明なスープに、ソーキは甘辛軟骨とろとろ系。普通に美味しいです。

正直言って全く観光客向けではない外観と立地なので、入るのには少々勇気が要りますが、安くて早くて美味い、コスパ最高なお店です。

田舎泊店外観
インパクト大なオレンジ色。(2020年追記:この前見たら黄緑色になってました!)

牧志公設市場の近くにある「田舎」も系列店のようです。

くんなとぅ(沖縄本島・南城市)

くんなとぅの「もずくソーキそば」

奥武島(おうじま)に渡る橋の手前にある、海沿いのお店「くんなとぅ」。

「もずくそば」が有名なお店で、とにかくもずくへのこだわりが凄い! もずくを練り込んだ麺に、生もずくを乗せて食べる「もずくそば」。定食にすると、もずく酢、もずくジューシー、もずく天ぷら、もずくゼリーまで付いてくる……まさにもずく祭り!

もずくソーキそばをいただきましたが、ソーキも丸々としたボリュームで最高でした。

もずくソーキそば
生もずくを乗せて食べます

屋外テラス席は向かいの奥武島のビーチも眺められて雰囲気最高です。

海の香り漂うここだけの沖縄そばが楽しめます。

ちまぐ~(沖縄本島・今帰仁村)

ちまぐーそば
ちまぐーそば

本部のレンタルバイク屋さんに教えてもらったお店。

今帰仁村から名護方面へ、緑あふれるやんばるの山道をずっと進んだ道沿いにある「ちまぐ~」。

店の名前の由来にもなっている「チマグ」とは、豚の手足の先端部分のこと。すなわち豚足のことで、同じ豚足でも胴に近いほうの部分が「テビチ」で先端のほうが「チマグ」。

コラーゲンぷるぷるで丸々としたチマグがゴロッと乗った「ちまぐーそば」。これが本当に美味しい。

豚骨のエキスがリアルタイムで染み出してくるような美味しさです。レタスが入ってるのも嬉しい。豚足にはレタスが合うんですよね。

ちまぐ~外観
やんばるの豊かな緑と青空が似合う。

お店の雰囲気ものどかな田舎の食堂といった感じで、女将さんもフレンドリーで楽しくて、はるばるここまで来て良かったなーと、心から思える良いお店でした。

古謝そば屋(宮古島)

古謝そば屋のそばセット
古謝そば屋の宮古そばセット

宮古島の沖縄そばは、縮れのない細めの平麺とあっさり味の鰹だしスープが主流で、「宮古そば」と呼ばれます。

そんな宮古そばの老舗有名店といえば「古謝そば屋」。

いつも行列ができていて、観光客が増えすぎて地元の人はあまり行かなくなった、なんて話も耳にしますが、そのくらい人気のお店。

なんと80年以上の歴史があるそうですが、店内はカフェレストランのような雰囲気で、庭の植物が眺められるカウンター席も居心地良し。

じゅーしー(沖縄の炊き込みご飯のこと)と一品料理がセットになった「そばセット」がお得で人気です。

あっさり上品で優しい味の宮古そばが楽しめます。

すむばり食堂(宮古島)

すむばりそば
すむばりそば

タコ好きにはたまらない……タコが乗った宮古そばが食べられる店「すむばり食堂」。

中心市街地からはかなり離れたエリアになりますが、観光定番の雪塩製塩所や池間大橋へと向かう道沿いにあり、観光客にも大人気。昼時はかなり混んでいます。

あっさり味のそばに、タコと野菜の炒めものとふわふわしたアーサ(海藻)が乗って、海の恵みを感じる味の「すむばりそば」。タコがめちゃくちゃ柔らかくて良い香り。タコこそがこの世の味覚の頂点! みたいな気分になってくる美味しさ。

食堂なので、そば以外にご飯もののメニューも揃っており、一番人気はタコ丼のようです。

墨入りタコそば
墨入りのタコそばもあります。

畳の座敷にテーブルが並んだ雰囲気も、海辺の食堂らしさにあふれててくつろげます。

じんく屋(宮古島)

じんく屋
じんく屋

宮古公設市場の近くにある食堂「じんく屋」。宮古島を代表する製麺所の一つである久松製麺所によるお店です。

公設市場のお店の方と話している時にそばが美味しいお店を聞いてみたら「すぐそこよ」と教えてもらいました。

値段も手頃でボリュームのある、素朴で優しい宮古そばならではの味が楽しめます。
店内はテーブルのほか、畳の座敷もあるのが魅力。活気のある昔ながらの大衆食堂といった雰囲気でくつろげます。

菊栄食堂(宮古島)

菊栄食堂の宮古そば
菊栄食堂

平良港の近くの海辺の通り沿いにある「菊栄食堂」。レトロな港町の香り漂う建物が超素敵です。

ここの宮古そばは、昔ながらの伝統的な盛り付け方である、具材を麺の下に隠した状態で出てきます。知識として知ってはいましたが、初めて見たときは「おお! これが!」と感動しました。

味もお店の雰囲気そのままの、飾らない素朴な美味しさという感じで最高。こういうお店が近所にあったらいいなという感じ。

伊良部そば かめ(伊良部島)

かめそば
かめそば

宮古島から伊良部大橋を渡って行ける伊良部島(いらぶじま)の集落にある人気店「かめ」。

下地島空港が稼働して初めて利用した際、空港周辺を歩いてめぐってみようと思い、佐和田の浜までようやくたどり着いて静かな海に癒やされていたら、急に黒い雨雲が出現! 慌てて集落へと移動して、降り出す直前になんとか入れたお店がここでした。

古民家を利用した建物が良い雰囲気。

伊良部そばかめ外観

定番の「かめそば」には三枚肉とソーキとゆし豆腐と卵が乗っており、次いで人気の「伊良部そば」には島の特産品である鰹のなまり節が入っているという、どちらもこのお店ならではのユニークな沖縄そばが楽しめます。

かめの伊良部そば
伊良部そば

自家製の麺はツルッとしてコシの強い独特の食感。スープは鰹だしであっさりしてるけど旨味もしっかり。旅の疲れも癒やされる、特別感ある美味しさです。

なかよし食堂(石垣島)

なかよし食堂の八重山そば
なかよし食堂の八重山そば

石垣島を中心とした八重山地方の沖縄そばは、本島とも宮古ともまた違った特徴があり、「八重山そば」と呼ばれます。細めの丸麺にほのかに甘い豚骨だしスープ、細かく刻んだ豚肉が乗っているのが定番。

石垣港離島ターミナルの周辺にはそば屋も多数ありますが、おすすめはそこから市役所前の通りをしばらく歩いて行ったところにある「なかよし食堂」。

いかにも古くから愛されている地元の食堂といった雰囲気で、お客さんもいっぱい。

なかよし食堂外観

注文すると一瞬で出てくるスピード感も最高。まさに島のファストフードとしてのそばが楽しめます。

味強めのスープも庶民の味! という感じ。ピパーチという(シナモンやナツメグみたいな独特の香りがある)香辛料をかけると南国気分も倍増です。

その日の夜に乗ったタクシーの運転手におすすめのそば屋を聞いてみたら、最初に名前が出たのもここでした。

ゆうなパーラー(石垣島・新石垣空港内)

ゆうなパーラーの八重山そば
ゆうなパーラーの八重山そば

石垣空港で八重山そばを食べたいと思っても、飲食店が集まっているエリアはフードコートのような作りで人も多くて落ち着けない……と思っていたら、ありました。

ターミナルビルの端の目立たない通路を抜けたところに密かに存在する食堂「ゆうなパーラー」。

那覇空港における「空港食堂」のような存在感ですが、こちらは内装も店内BGMもカフェ風でおしゃれで静か。

手頃なお値段でシンプル&スタンダードな八重山そばが食べられます。

実は旧空港時代からある老舗だそうです。

わかなそば(与那国島)

わかなそば
わかなそば

与那国島で利用したレンタルバイク屋のお姉さんに教えてもらったお店。

島の南側の集落にある「わかなそば」。

目立たない外観ですが、店内はきれいな食堂です。店の前には屋外テーブルもあり、おじーたちがくつろいでいました。

わかなそば入り口

メニューは「わかなそば」と「ごはん」のみ。ラーメンのような豚骨の効いた優しい味のスープに薄切りの豚肉がたっぷり入った、太麺の与那国そば。

朝から真夏の炎天下で島の名所をめぐってきて、疲れた体に強烈に染みる美味しさでした。生きる喜びという感じ。

観光スポットにもなっている「Dr.コトー診療所」の撮影セットがある場所のすぐ近くです。のどかで静かで本当に良いところ。

まとめ

以上、これまでに食べた沖縄そばについて、特に思い出に残っているお店や、よく利用するお店、気に入ったお店についてまとめました。

選考基準も特になく、あくまで個人的な思い出ポイントで選んだような感じですが、読んで気になったお店があれば、ぜひ行ってみてください。

自分の中での総合ランキング1位を選べと言われたら……悩みに悩みますが、伊良部島の「かめ」になるかも。お店の雰囲気も含めて、本当におすすめです。

あと、やっぱり地元の人に教えてもらったお店は間違いない感じ。タクシーの運転手さんとかは特に詳しいので、乗る機会があれば聞いてみるといいでしょう。

今後も新しいお気に入りが増えたら追加していこうと思います。

自分は一人旅が多くてレンタカーも使わない派なので、徒歩や公共交通機関でも行きやすいお店が多いはず。参考になれば幸いです。

自宅でも沖縄そば! お土産に買って帰るなら、麺とレトルトのソーキを一緒に買って合わせるのがおすすめ。

Food行った店Travel沖縄

2019/10/17 (更新:2020/06/29)

書いた人:

一人旅ときどきギターと太鼓。年々増していく時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CDショップ店員。現在はIT系のエンジニア。寒さに弱すぎるため旅行先は基本的に南の島です。釣りたい魚はアカジンミーバイ。

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Junineblog「未知との遭遇の日々」は、好奇心を忘れず生きていくためにいろいろな場所へ行き、いろいろな音を聴き、いろいろなものを食べよう、というブログです。

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