アイドル横丁夏まつり2018に行ってきた

2018.07.28

7月の7日・8日に横浜の赤レンガパークにて開催されたアイドル横丁夏まつり2018に行ってきました。

アイドル横丁夏まつりとは、2012年から毎年夏に行われているアイドルフェスです。かつては新木場のSTUDIO COASTにて、ホールと野外ステージとテントをフル活用した狭いエリアで1日のみの開催でしたが、2016年より会場を横浜赤レンガパークに移し、広々とした完全野外で2日間、総勢100組以上のアイドルが出演するという大規模なイベントになっています。


これまでの話

自分がもっともアイドルにハマっていた時期が2012年~2014年で、その頃はよく各地のいろいろなライブにも出かけており、初めて横丁夏まつりに行ったのも2013年。当時の一推しグループだった宮崎のMKM-ZEROと山口の山口活性学園が出演するということで、九州から飛行機で観に行ったのでした。

思えば今現在の一推しグループことつりビットを初めて観たのもその2013年の横丁夏まつり。当時は完全に子供グループという印象で、可愛くて面白いけど自分がハマる感じではない……などと思っていたのですが、時は流れます。

続く2014年も神戸のKOBerries♪が出演するということで観に行きました。2013年も2014年も、全国各地のローカルアイドルが盛り上がっていた時代ですね。

しかしその頃から、好きだったグループの解散や推しメンバーの卒業などが続き、自分の中でのアイドルブームは終息へと向かっていきました。ライブやイベントに行くこともほとんどなくなり、2015年と2016年の横丁夏まつりは不参加。

ただ、決してアイドルに興味がなくなったというわけではないので、やっぱり年に一度くらいはああいった大きなイベントに行きたいものだ、という気持ちはずっとあり。

また、2016年に会場が横浜赤レンガパークに変わって開催された後の評判が非常に良くて、「STUDIO COASTに比べてとにかく快適で最高」らしいと。

それなら久しぶりに行ってみようかと2017年、3年ぶりに行ってみたら(2日のみ)、それはそれは本当に素晴らしいフェスに生まれ変わっていたのでした。

赤レンガパークの素晴らしさ

横浜赤レンガ倉庫
写真は春に撮ったもの。この日は「パンのフェス」が行われていました。

何が素晴らしいかというと、まず海辺の公園というロケーションは夏感満点で最高として、それより何より、ステージ配置の完璧さ! 会場には全部で5つのステージがあるのですが、どれも歩いて1、2分で移動できる距離なので、アイドルフェスならではの小刻みなタイムテーブル(1グループのステージが15~25分)に合わせて、気になるステージを次々と観て回ることができます。

アイドルのフェスといえば、同じく毎年夏にお台場で行われているTIFことTOKYO IDOL FESTIVALが有名ですが、TIFはとにかく会場が広いので、ステージ間の移動にものすごく時間がかかって大変なのです(TIFも13年と14年に行きました)。それに比べると横丁夏まつりはあまりにも楽!

また、各ステージが屋内・屋上・野外とそれぞれ個別に離れているTIFの場合、人気のある出演者の時間帯には入場制限がかかったりすることもあり、早めに行って並ばないといけない、なんてことも起こりますが、横丁夏まつりは全部同じ公園内にステージがあるのでそんな心配もありません。時間のムダがない! 超大事!

ただしTIFの屋上ステージは完全に最高なので、それぞれに違った良さがあります。

ステージ間の距離が近いと、常にいろんな方向からどこかのステージの音が聴こえてきたりもします。それでどうなるかというと、いわゆるキラーチューン、誰もが知ってるような盛り上がる定番曲のイントロが聴こえた瞬間、そのステージに一斉に人が走って集まってくる、みたいなことが起こります。ライブ感あってとても面白いです。

そして最も素晴らしいのが、ステージが高いこと。オールスタンディングのライブの場合、ステージが低いと後ろのほうからは頭しか見えなかったりしますが、横丁のステージはどれも高くて遠くからでもよく見えます。特にダンスや振り付けも見せどころであるアイドルのステージにおいてこれは超重要ポイント。

あとはドリンクやフードの屋台が充実していることでしょうか。

そんな感じで去年とても楽しかったので、今年もはるばる飛行機で観に行こうなどと思っていたら、まさかの引っ越しで横浜に住むことになろうとは。自宅から電車1本で横丁夏まつりに行けてしまうのです。宿泊費も不要! もはや近所の祭り! 凄いですね。みんな横浜に住みましょう。

2018年も熱かった

なんキニ!

というわけで今年はしっかり2日間とも参加してきました。

とにかく大量のアイドルが出演するので、「これを観て移動してあれとこれを観てそれから……」ときっちり決めて行くよりは、「絶対に見逃せない」というのを数組だけ決めておいて、その合間に適当にいろいろと見て回り、偶然の新発見(こんな良いグループがいたのか!とか)を楽しむのが一番効率よく楽しめる気がします。

7月7日(SAT)

1日目に観たのは以下のとおり(通りすがりに遠目に眺めただけとかは除外)。番地はステージの名前です。

  • 虹のコンキスタドール(2番地)
  • マジカル・パンチライン(1番地)
  • つりビット(1番地)
  • (虹コン特典会)
  • Chu☆Oh!Dolly(2番地)
  • 寺嶋由芙(2番地)
  • つりビット(2番地)
  • THERE THERE THERES(3番地)
  • CY8ER(3番地)
  • (つりビット特典会)
  • マジカル・パンチライン(2番地)
  • LADYBABY(1番地)
  • RYUKYU IDOL(5番地)
  • sora tob sakana(1番地)
  • フィロソフィーのダンス(1番地)
  • 虹のコンキスタドール(3番地)
  • 夢みるアドレセンス(1番地)
  • LADYBABY(2番地)
  • MIGMA SHELTER(5番地)
  • AKB48チーム8(1番地)
  • ALL CAST ENDING(1番地)

1日目は天気が曇りで暑さ控えめ。海風も吹いて過ごしやすい一日。この日は特に好きな2グループ、つりビット虹のコンキスタドールがいたので、その二組メインで回りました。

虹コンが素晴らしいのは、もともとピクシブから誕生したグループだけに、声優志望だったり絵描きだったり、どちらかというとインドア系な二次元オタク寄りの子たちが中心で、そんないわゆる王道アイドルとはちょっと違うキャラクターの子たちが全力でアイドルしているところ。アイドルにしかできないことをやりつつ、他のアイドルにはない個性があり、楽曲にも「このグループだからこそ」の魅力が確立されているのが良いです。オープニングから夏でした。

マジカル・パンチラインはどことなくブラジルのANGRAを思わせるようなシンフォニックなアレンジが面白くて、デビュー時から好きなグループ。

つりビットは1番地の大きなステージでもあくまで爽やかに海辺の風を吹かせる選曲。まさかの「渚でラテアート」をここで聴けるなんて、これだけで2日分のチケット代の元は取れた感じ。

Chu☆Oh!Dolly(中央通り!?)はセンターのるぃるぃを昔ご当地アイドル時代に観たことがあり、今やこんなに立派になって……と感慨深く眺めました。曲も面白い。

ゆっふぃーこと寺嶋由芙さんも毎年軽やかに涼しげな楽しいステージ。最後はしっかり踊らせてました……盆踊りを。

元ベルハーことTHERE THERE THERESは相変わらず真っ黒衣装で愉快に異彩を放つサイケデリック・ロック。

CY8ER(サイバー)はフューチャーでエレクトロニックなサウンドで、こちらも他のアイドルとはかなり違った色のグループですが、アイドル現場らしいノリもしっかり取り込んでいるのが面白い。好きなグループです。

4人組になって初めて観たLADYBABYは衝撃的にエモーショナル。まじか……という感じでしたが、ただただ感動的。

RYUKYU IDOLは数年前に沖縄で観たことがあり、とにかくアッパー系の爆発力が素晴らしくて。メンバーはほぼ入れ替わり人数も減ってしまいましたが、変わらぬ良さがありました。

sora tob sakanaはポストロック的なサウンドでロック好きからの人気も高いグループ。19時以降とかの出演だったらもっと最高だっただろうなと思わせる夜空感あふれる曲と歌声が素敵。

フィロソフィーのダンスは踊れるエイティーズなファンク路線。メンバーそれぞれの個性も楽しくて歌も上手くて、笑顔で観れる良いグループです。

メンバー増員してから初めて観る夢みるアドレセンスは、最新曲の「メロンソーダ」がとにかく良い曲で……久々の大当たりで……自分が一番アイドル現場に行ってた2012~3年頃の空気を思い出すような青春感があって本当に泣ける。センターを務める新メンバーの子のハマりっぷりも完璧。

木々に囲まれた小さな5番地ステージで観たMIGMA SHELTERは、その環境も手伝って秘教トランス感満点。

そしてメインステージトリのAKB48チーム8は安定の人気定番曲でしっかり盛り上げて終了。好きなメンバーがほぼ揃っていたので楽しかったです。

エンディングでは残った出演者全員での「恋するフォーチュンクッキー」。個人的にLADYBABY金子理江さんのソロパートがあったことが最高でした。最高。

帰りの電車が途中で急停車して、地震で揺れはじめたのも思い出……。恐怖体験でした。

7月8日(SUN)

2日目は以下。

  • (グラドル横丁列に並んだ結果オープニングに間に合わず…)
  • 君の隣のラジかるん(3番地)
  • Shibu3 project(3番地)
  • sherbet(3番地)
  • CY8ER(1番地)
  • エラバレシ(4番地)
  • Yamakatsu(2番地)
  • なんきんペッパー(2番地)
  • 虹のコンキスタドール (2番地)
  • 君の隣のラジかるん(4番地)
  • BILLIE IDLE®(1番地)
  • Yamakatsu(1番地)
  • monogatari(3番地)
  • 虹のコンキスタドール(1番地)
  • CY8ER(2番地)
  • SUPER☆GIRLS(2番地)
  • でんぱ組.inc(1番地)
  • ALL CAST ENDING(1番地)

2日目は朝から天気も晴れて本気の暑さに。ということで飲食エリアに出ることが多くなり、ステージも知らないグループを後方から眺める感じが中心に。

アイドル横丁夏まつりには「グラドル横丁」というコーナーがあり、その名の通り水着のグラビアアイドルとチェキが撮れるという控えめに言って神イベなのですが、チケットが当日開場時からの現地販売のみ。そのため朝から購入待ちの行列ができてしまうのです。グラドル横丁にはグラビアアイドルだけでなく、ライブに出演しているグループのメンバーも何人か参加しており、この日は密かに好きなエラバレシの朝倉ゆりさんが参加するとのことで、それは並ぶしかない! と思って並んでみたら、これがもうたいへんに時間がかかり……気づいたらステージ始まってました。

出店のフルーツかき氷
出店のフルーツかき氷(キウイ)

1番地のCY8ERまではほとんど知ってるグループがなかったので、適当に歩き回りながらいくつかステージを眺めては飲食エリアに出てカキ氷、みたいな過ごし方。全然知らずに観た君の隣のラジかるんが可愛かったので2ステージ観ました。

Yamakatsu(山活)は、2013年に自分が初めて横丁夏まつりに来るきっかけにもなった山口県のローカルアイドル、山口活性学園が改名したもの。音楽面でちょっと自分の好みとズレが出てきたのでその後は行かなくなってしまったのですが、今やこんな「強い」人気グループになって……観るたびに驚かされます。1番地での最後「山口に帰ります!」からの、ご当地ソングである「長州SEVEN」が流れるという……今も変わらず「山口県のアイドル」として、こんな大きなイベントのメインステージに立ってるというのが本当に凄い。久しぶりにメンバーと話しに行きたいと思ったりもしますが、ファンも増えて忙しそうで、なんとなく毎回遠慮してしまいます。

BILLIE IDLE®は聴かせて引き込んで巻き込んで盛り上げる、これぞ野外フェス感あふれる見事なパフォーマンスでした。

monogatariは曲はあまり自分の好みではなかったものの、ティーンモデルのような美少女集団がひたすら叫んで煽りまくりながら嵐のように踊り狂ってて超良かったです。

そしてこの日の優勝こと1番地の虹のコンキスタドール。これまでの夏シングルと一番の盛り上げ曲「トライアングル・ドリーマー」をノンストップで詰め込んだ最高の祝祭空間。

CY8ERも一番好きな曲「手と手」聴けて大満足。夕暮れ時の空にぴったりのステージでした。

続けて観たSUPER☆GIRLSも思いのほか楽しくエンターテインメントで、さすがメジャーのクオリティーという感じ。

メインステージ大トリのでんぱ組.incを遠くから眺めて終了。

全員でのエンディングは「YMCA」……。なぜ男声ボーカル曲にした……という感じでみんなキーがつらそうでした。

まとめ

横丁夏まつり2018チェキ
左から朝倉ゆりさん(エラバレシ)、的場華鈴さん(虹のコンキスタドール)、安藤咲桜さん(つりビット)。

というわけで、今年も楽しい横丁夏まつりでした。

こうして振り返ってまとめてみると、あらためて自分の好みがわかって面白いですね。以前の年と比較することで、その時々の流行や傾向が見えてくるのも興味深いところです。

観に行った年のタイムテーブルを並べてみると……

2013年はなんとJPEG、2014年はPNG、2017年はHTML、そして2018年はPDFという、形式に謎の違いがあるのも面白い。スマホユーザーならPDFが便利でしょう。

メインステージ終盤の大きな枠を担当するグループの変遷もなかなかに味わい深く。ちなみに各年の大トリは、2013年がアップアップガールズ(仮)×Cheeky Parade、2014年がLoVendoR、2015年がCheeky Parade、2016年がSUPER☆GIRLS、2017年がベイビーレイズJAPAN、2018年がでんぱ組.incでした。

こんな感じで、いろんな角度から楽しめるのがフェスのよいところ。初めてアイドルのイベントに行ってみたい、という人にも横丁夏まつりはおすすめです。暑いし、疲れますが……TIFはもっと疲れます。

来年も赤レンガパークで開催されることを祈って……

わっしょい!

Musicライブレポート

2018/07/16 (更新:2018/07/28)

書いた人:

旅と音楽。最近の時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CD屋。ブラジル他ワールド音楽とジャズとKPOPを中心に何でも聴きます。普段はHTMLやCSSやSEOなどの人。時々ギターと太鼓。寒さに弱すぎるため旅先は基本的に南。釣りたい魚はグルクンです。

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