電気ケトルを買ったら想像以上に便利で快適

自宅の設備をホテルの部屋のようにしたいという考えがありまして。
灯りは丸くて薄明るい暖色系で、パソコン作業ができる程度の机があって、というのは別にホテルじゃなくても普通にありそうですが、ベッドに数種類の枕が置いてあったり、折りたたみ式の謎の荷物置き(欲しいなと思って調べたら「バゲージラック」というそのまんまの名前でした)があったり。
日本製 大川家具 バゲージラック luxe
そんな感じをイメージしながら、必要なものを買い揃えていこうと企んでいるのですが、もっとシンプルに、まずはこれが無いと始まらないというものがありました。

なんといってもこれです。電気ケトル。
見ての通りの、水を入れてスイッチを入れると湯が沸かせるシンプルな電気式湯沸かしポットです。ホテルの部屋には大抵置いてありますね。
これでパック式のコーヒーや緑茶を飲めばもうそこはホテル。旅行中の気分が味わえます。
というわけで、先日ニトリで買ってきて使っています。
ホテルライクを超えたその魅力
ただ単に湯を沸かすだけなら、台所もガスコンロもやかんもあるので、別に電気ケトルを買う必要はない、と以前の自分は思っていました。
あくまでこれは「ホテル感を楽しむためのアイテム」として買おうと思ったわけです。
しかし実際に使ってみると、想像以上に便利で快適! 「ホテル感」以上の魅力がそこにはあったのでした。
もう普通のやかんには戻れません。
そんな電気ケトルの素晴らしさをいくつか挙げてみましょう。
水の量がわかりやすいので無駄がなく早い
普通のやかんはコンロにかけるため、火に耐えられるように厚い金属製です。持ち手の位置など構造上の理由から、ふたも小さめになっています。そのため中が見えず、入れた水の量がわかりにくい! わざわざ計量カップで入れるのも面倒ですし、いつも持った時の重さで判断して、必要な量よりある程度余裕を持って多めに水を入れていました。
しかし電気ケトルなら、ふたが広くて中がよく見える上に、目盛りまで付いています。コーヒー一杯分ならこのくらい、という目安を覚えてしまえば、必要な量だけの水を入れて沸かすことができます。無駄がなく、沸くまでの時間も早い!
ふたが広いのは、ペットボトルのミネラルウォーターを使う場合にも注ぎやすくて快適です。
キッチンまで行く手間が省ける
台所という場所は、多くの場合エアコンが付いていません。
優雅な大豪邸やこだわりのリフォームマンションとかなら付いていることもあるかもしれませんが、油汚れなどの問題もあり、そもそもの設置がかなりハードルが高いのです。
そのため台所は、冬は寒く夏は暑い。
今の季節(2月)は極寒です。
エアコンの効いた部屋から、湯を沸かすためだけに極寒のキッチンのコンロまで行き、やかんに水を入れて火にかけて、寒さに震えながら湯が沸くのを待つ……つらいですね。
夏の場合は、クーラーの効いた涼しい部屋で熱いコーヒーを飲みたくなることもあるでしょう。そのために灼熱のキッチンのコンロまで行き、やかんに水を入れて火にかけて、汗だくになりながら湯が沸くのを待つ……やっぱりアイスコーヒーがよかった、となりますよね。
その点、電気ケトルなら、エアコンの効いた部屋から一歩も出ることなく湯を沸かすことが可能!
ペットボトルの水さえ用意しておけば、机の上でも湯が沸かせるのです。これはすごい。
湯を沸かす以外にも使える
これはAmazonのレビューを見ていて衝撃を受けたのですが、「ウインナーソーセージを茹でるのに使ってる」と書いてる人がいて、その手があったか! と。
ふたが広いということはつまり、水以外のものを入れることもできるのです。

なので、レトルトのカレーを温めたりすることも可能。おそらくゆで卵なんかも作れるんじゃないでしょうか。
まとめ
そんなわけで、電気ケトルは想像以上に便利! という話でした。
とは言ってもメインはあくまでホテル感を楽しむことなので、こういう個別パックのドリップコーヒーとかを買って、電気ケトルの横にカップと一緒に置いておく、というのが重要です。


カルディのドリップコーヒーはパッケージにもこだわりが感じられて選ぶのも楽しい。
ホテルにあるようなサイズの電気ケトルは大体どこでも2~3千円くらいで買えると思います。保温機能付きだったり、ガラス製で見た目がおしゃれだったりするともう少し高くなる感じ。
なんとデロンギからも出ているのを発見! これにすればよかった……見た目重視の方はどうぞ。