一人暮らし向けの手軽に作れる5つの沖縄料理のレシピ

2020.07.12

おうち時間、外出自粛の期間に料理に目覚めた人も多いのではないでしょうか。

自分はもともと学生時代から料理は趣味のような感じでしたが、それでも今回のようにずっと自宅にいるようになったことで、今までに作ったことがない料理に挑戦してみたりもして、おかげでレパートリーが増えました。

主に作るのは沖縄料理です。沖縄料理の良いところは、調味料に頼らず素材の味を生かした薄味のものが多いとか、野菜や魚を使うものが多いとか、とにかくなんとなく健康に良さげ……というのもそうですが、何より自宅にいながら沖縄旅行気分が味わえる。なかなか旅行に行けない今の時期には重要なポイントです。

というわけで、自分がよく作っていたり、今回新しく覚えたりした沖縄料理のレシピをまとめておきます。

基本1人前、一皿食べきりの分量です。世の中のレシピサイトや料理本の多くは基本「ママ向け」なので、2~3人前で書かれているものがほとんどですが、もうそんな時代ではありません。ママじゃなくても料理はするし、時代はソーシャルディスタンス。おひとりさまこそ安心安全なので、一人で作って一人で楽しむレシピがあってもよかろうなのだ。活用いただければ幸いです。


ゴーヤーチャンプルー

ゴーヤーチャンプルー

まずは大定番。沖縄気分を高めるには「ゴーヤ」ではなく「ゴーヤー」と伸ばしましょう。チャンプルーというのはいろいろな具材を混ぜて炒めた料理。要は混ぜ合わせ、ミックス、みたいな意味で、語源的にはインドネシア語の「Campur(チャンプール)」とか「ちゃんぽん」も同じらしい。本来は豆腐が入っているのがチャンプルーで、そうでないものはイリチー(炒め煮)やタシヤー(麺や米を使う)など、同じ炒め料理でも調理法によって呼び方が変わるそうです。

材料

ゴーヤーチャンプルーの材料

ゴーヤー・・・1/2本
島豆腐・・・・半分
スパム(ポーク缶)・・・・1/3切れ
卵・・・・・・1個
塩、醤油・・・少々
鰹節・・・・・好きなだけ

玉ねぎ(1/4玉)を入れても美味しいです。甘みがプラスされます。スパムの代わりに豚バラ肉を使う場合は先に塩を振って味を付けておきましょう。

沖縄の豆腐は島豆腐といって水分少なめの固い豆腐になります。手に入らない場合は木綿豆腐で代用しましょう。キッチンペーパーで挟んでしばらく置いておくと水気を減らせます。

島豆腐
最近は関東でもこんな便利なものが売っています。

レストランなどでは豆腐は綺麗に切ってありますが、昔ながらの沖縄の家庭での作り方は島豆腐を手でちぎって入れるらしく、そのほうが断面が凸凹になって味が馴染むので美味しくなるそうですよ。

作り方

1. ゴーヤーは縦に半分に切って種の部分を取り除き、薄切りにします。スパムも食べやすいサイズに切ります。
2. フライパンに油を熱し、島豆腐をちぎって入れて焼き色が付く程度に炒めます。
3. ゴーヤーとスパムを炒めます。
4. 塩と醤油で少しだけ味付けします(スパムの塩味があるので本当に少しでよいです)。
5. 溶き卵をかけるようにして入れて、火が通るまで蓋をして20秒ほど待ちます(面倒な時はフライパンの片側を空けて卵を割り入れて炒り卵にしてから混ぜてもOK)。
6. 軽くかき混ぜて、皿に盛って鰹節を振りかけてできあがり。

豆腐に焼き色を付けたら一旦取り出して、他の具材を炒めたあとにフライパンに戻すのが丁寧ですが、自宅で作る分にはあまり手間かけずそのまま作ってしまってよいかと思います。沖縄のおばぁYouTuberの料理動画では豆腐とスーチカー(豚肉の塩漬け)を同時に炒めてました。

ソーミンチャンプルー(ソーミンタシヤー)

ソーミンチャンプルー(ソーミンタシヤー)

そうめん炒めです。豆腐は入ってないけどチャンプルー。本来このような麺や米を炒める料理は「タシヤー」と呼ぶのが正しいそうですが、細かいことは気にしないのが沖縄らしいところ。
水気が多いと麺同士がくっついてべちゃっとした感じになってしまうので、とにかく水切り最重要! ゆで時間も重要! 慣れるまではちょっと苦戦するかもですが、うまく作れるようになるとそれはもう美味いです。

材料

素麺・・・100g
シーチキン(ツナ缶)・・・1缶
ニラ・・・2~3本
人参・・・少量
ごま油・・・適量
塩・・・適量

ニラの代わりにネギでもOK。超シンプルに素麺とネギだけで作ることもあるようです。与那国島の居酒屋で食べたソーミンチャンプルーはなんと「具無し」でしたが、それでも美味いのが面白いところ。サラダ油やオリーブオイルでもそれぞれ違った味が楽しめて良いかと思います。

作り方

1. ニラは4cmくらいに切っておきます。人参は千切りに。
2. 素麺をさっと茹でて(30秒くらいでいい感じ)水で冷やしてからしっかり水切りします(しっかりです)。
3. 茹で上がった素麺にごま油と塩をまぶしておきます。
4. フライパンにシーチキンを油ごと入れて加熱し、人参とニラを炒めます。
5. 素麺を入れてさっと炒めます。具材としっかり混ざったらできあがり。

素麺を入れたあと、さらにだし汁を加えてやわらかくとろとろに仕上げると「ソーミンプットゥルー」という別の料理ができあがります。茹ですぎて失敗したかもっ!? という時はお試しください。

クーブイリチー

クーブイリチー

「クーブ」は昆布、「イリチー」は炒め煮。昆布炒めです。何年か前に那覇のライブレストラン「島唄」で食べたのを思い出して、今回初めて作ってみました。
沖縄は昆布の消費量が非常に多いらしいですが、沖縄の温かい海では昆布はあまり採れないので、使われているのはほぼ県外産(本場は北海道)だそうです。なぜ沖縄料理に昆布がよく使われるようになったかというと、昔昆布を本土から中国に輸出するときの中継地点になっていたからだそう。面白いですね。

材料

クーブイリチーの材料

昆布・・・2枚
人参・・・1/2本
豚バラ肉・・・50g
油揚げ・・・少々
ごま油、醤油、かつおだし、泡盛・・・適量

作り方

1. 昆布を水で戻して、戻し汁を取っておきます。
2. 昆布、人参、豚バラ肉、油揚げ、すべて細切りにしておきます。
3. フライパンにごま油を熱して豚バラ肉を炒めます。
4. 人参と油揚げを入れて炒めてから、昆布を入れます。
5. 昆布のだし汁少々と醤油、かつおだし、泡盛を入れて、水気が少なくなるまで炒め煮にします。

魚のマース煮

キンメダイのマース煮

マースというのは沖縄の言葉で「塩」のことで、塩水で煮るのが「マース煮」。魚は白身魚を使います。沖縄だとエーグヮー(アイゴ)やグルクン(タカサゴ)が定番らしいですが、お店で食べるならミーバイ(スジアラ、ハタ)が美味しいです。余計な味付け不要で素材の味そのものが楽しめる、まさに海の恵みを感じる素晴らしい料理。

材料

白身魚(写真はキンメダイを使用)・・・切り身1~2切れ
豆腐・・・食べやすいサイズ3切れほど
しょうが・・・薄切り1~2片
泡盛・・・適量
塩・・・適量
ネギ・・・適量

白ネギ、アオサなども入れると見た目がよいです。石垣島のお店で食べた時はレタスが入っていました。

作り方

1. 鍋に魚と豆腐としょうがと塩を入れて、浸かるくらいの水と泡盛で煮込みます。
2. 30~40分煮込んで水気が少なくなってきたらできあがり。
3. 皿に盛ってネギを散らしましょう。

ソーキ汁

ソーキ汁

ソーキそばでおなじみの「ソーキ」とは、豚のあばら骨周りの肉、すなわちスペアリブのこと。ソーキが乗った沖縄そばがソーキそばです。そのソーキを汁物にしたのがソーキ汁。優しい味付けで肉がホロホロになるまでじっくり煮込むとたいへん美味いです。

材料

ソーキ(豚のスペアリブ)・・・2~3個
冬瓜・・・少量
昆布・・・1枚
塩、かつおだし、醤油・・・適量

上の写真では人参も入れてます。冬瓜の代わりに大根でも美味いらしい(でも冬瓜のほうがいかにも沖縄っぽい)。

作り方

1. 昆布は水で戻してから結び昆布にします(縦に半分に切って、長い状態で結び目を作ってから切ると綺麗にできます)。
2. ソーキを1分ほど湯通しして、余分な油とアクを洗い落とします。
3. 鍋にソーキが浸るくらいの水を入れて、アクを取りながらじっくり1時間くらい煮込みます。
4. 結び昆布とかつおだしと塩を入れてさらに煮込みます。
5. 冬瓜を入れてさらに煮込みます。
6. 味見をしながら塩と醤油で味を整えて、ソーキが箸で触ったら骨から外れるくらい柔らかくなったらできあがり。
7. 器に盛ってネギを散らしましょう。

まとめ

以上、一人暮らし向けの手軽に作れる沖縄料理のレシピ5選でした。

「適量」表記が多いですが、どれもシンプルな味付けなので、多少なりとも料理をしたことがある人であれば、余程変な入れ方をしない限りおかしなことにはならないはず。なので食べたい分量で、自分の好みに合わせて味を調整していくのが正解です。

言葉の意味や予備知識も、知っておいたほうが料理も旅行もきっと楽しくなりますので、あわせて活用いただければなによりです。

ではでは。

宮古島推しなので塩はやっぱり雪塩で決まり! 宮古島の海水100%で作られた、ミネラル多めの細かいパウダーのような塩です。

Food料理とレシピ

2020/07/11 (更新:2020/07/12)

書いた人:

旅と音楽。最近の時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CD屋。ブラジル他ワールド音楽とジャズとKPOPを中心に何でも聴きます。普段はHTMLやCSSやSEOなどの人。時々ギターと太鼓。寒さに弱すぎるため旅先は基本的に南。釣りたい魚はグルクンです。

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