ベルロイ「High Line」を買った~キャッシュレス生活にあわせて財布を薄くコンパクトにした話

薄い財布が欲しくていろいろと調べた結果、もっとも自分の好みに合いそうだったベルロイの「High Line」というタイプを買いました。
ベルロイ(Bellroy)とは
ベルロイ(Bellroy)はオーストラリア・メルボルンの革製品ブランドです。スリムで持ち運びやすさを重視したシンプルなデザインが特徴。
「High Line」は、最低限のお札と、常に持っておくカード(身分証とかSuicaとか)と、よく使う数枚のカードを入れるだけの二つ折りの財布です。小銭はそもそも入れるところがありません。
使ってみた感想

届いて実際に手に取ってみると、想像してた以上にコンパクト。いい感じに洒落たボール紙の封筒に入って届きます。

トレードマークのフクロウが可愛い。
1万円札でも折らずにスムーズに出し入れ可能な横幅。奥行きは意外と深めです。

カード入れは、開いた部分に2箇所と、お札入れの内側に2箇所あります。
公式の商品説明ではカードは10枚まで入ると書かれていますが、クレジットカードやキャッシュカードのように厚くて文字が浮き彫りになっているカードの場合は5〜6枚が限界な感じ。自分は表に2枚×2、内側に1枚×2で、合計6枚入れてますが、これを超えるとせっかくの「薄さ」が失われてしまいそう。お店のポイントカードとかQUOカードみたいな凹凸のない薄いカードなら確かに10枚くらい入ると思います。


そんなこんなわけで、使い始めて1週間が経ちましたが、やはり身軽感が凄い。ポケットに入れているのを忘れるほどに……薄く軽やかです。
特に不自由することもなく「これまで一体自分は何を持ち歩いていたのか」という気持ち。期待していた通りの使い方ができており大満足です。
気づいたらキャッシュレス生活
一年前くらいからコンビニでの買い物をすべてクレジットカードにしたところ、それがあまりに快適で、以後出来るだけ現金を使わない、必要以上に持ち歩かない生活を目指しています。
コンビニ以外で平日に買い物をする店といえばスーパーとガソリンスタンドくらい。スーパーは以前からポイントが付くゆめカードクレジットを使用。ガソリンスタンドも基本セルフでお釣りが面倒なので毎回カード払い。たまに乗るバスや電車はSuica。新幹線も飛行機もネット予約のクレジット払い。
……気づいたら現金を使うことがほとんど無くなっているではありませんか。
そこで財布を買い替えることを思いついたのでした。
今までは遠い昔にお世話になった人から頂いたダコタの財布をずっと使っていたのですが、さすがにもうボロボロだったので良いタイミング。不要なカードを整理し、小銭を排除して、ついに薄さと軽さを手に入れたのです。
日本はキャッシュレス化が遅れているとよく言われますが、現金払いより遥かに楽で便利なのは事実なので気づいた人からどんどん移行していくと良いと思います。
実感が持てない人は、一度試しにコンビニでカード払いをしてみると良いでしょう。小銭を数える手間が要らないのは素晴らしいことです。
そういえば先日台湾に行った時に、台北の交通系ICカードである悠遊卡(ゆうゆうカード)というのを手に入れたのですが、これが超便利で。バスでも電車でもコンビニでも自販機でも使えて。値段を見て、慣れない外国のお金を数えて頭の中で計算して、焦って仕方なく大きなお金で払った結果、お釣りが大量の小銭で財布パンパン……みたいな海外旅行あるある的な苦労がこれ一枚で解決するのです。
便利さを体感すると考え方は意外とすぐに変わるもの。
すっかりベルロイ推し
そんなわけで、ひとまず小銭を財布から排除したい方にはベルロイのHigh Line、おすすめです。
キャッシュレス云々に関係なく、ポケットに入れても重くなく、シルエットを崩さない薄さは、実用性やファッション的な面でも良いですよ。
ちなみにベルロイ(Bellroy)というブランド名は、世界的なサーフィン・スポットとして有名なオーストラリア南部のベルズ・ビーチ(Bells Beach)と、メルボルンのクリエイターが集まるアートの街として知られるフィッツロイ(Fitzroy)に由来するとのこと。「海」と「街」を行き来するというコンセプトだそうで、そんなところも自分の好みにぴったりでした。
キーケースやスマホケースなども出しているようなので、他にもいろいろチェックしてみたいと思います。