2019年ベストアルバム12(アジア編)

2019年のベストアルバム、というより個人的に気に入ってよく聴いたアルバム12選のアジア編です。

K-POPと東南アジア諸国のポップを中心に……と思いきや、選んでみたらほぼ韓国と日本とインドネシアの3カ国で埋まってしまいました。

2019年は音楽聴くよりも沖縄旅行ばかり行ってたので、選択の幅が狭まってる気はします。その分はっきりと自分の好みが表れている感じ。

ざざっと振り返ります。


#1. Goblin – SULLI

これこそまさに! という感じで完全に自分の好み直撃な箱庭系ポップだったのでやっぱソルリだなさすがだな最高だな新たなストーリーが始まるな、と思って何度も聴いていたのに……

SULLI 설리 ‘고블린 (Goblin)’ MV

#2. Hazardous Materials – STELLA JANG

韓国のシンガーソングライター。アコースティックポップと軽やかにHIPHOPとシャンソン~フランス的なセンスが絶妙でどの作品も好きです。アルバム未収録のシングル「YOLO」「Miracle」もあわせての評価ということで。

스텔라장 (Stella Jang) – YOLO Official M/V

#3. OKINAWAN BLUE – いーどぅし

沖縄の三線とギターの二人組。沖縄で原付乗ってると必ず頭の中で流れ出す曲……ライブの定番「いーどぅしさーさー」がついに音源で聴ける喜び。この2人にしか作れない&歌えない新世代沖縄ポップの名曲が満載。「鳳仙花」~「夜想曲」の流れが素晴らしすぎ。

いーどぅしサーサーOfficial Music Video

#4. Meta – Gerald Situmorang & Sri Hanuraga

インドネシアのジャズギタリストとピアニストの共作盤。清々しくもテクニカルな演奏で、発展めざましい熱帯の大都市の空気が伝わります。偶然聴いて気に入って、休みの日の午前中とかによく流してました。ジャカルタ行きたくなる。

#5 – After Sunset – เอิ๊ต ภัทรวี(Earth Patravee)

タイのアコースティック系シンガーソングライターのおそらくフルアルバムとしては初。癒やしの黄昏ソウル風味。なめらかで透明な高音のボーカルが好みです。名前はタイ語の発音だと「アート・パタラウィー」という感じ。

อยากให้มาด้วยกัน – EARTH X JANCHAN [OFFICIAL MV]
長野県の白馬で撮影されたMVがいい感じ。共演のJANCHANは元BNK48のメンバーだそうです。

#6 – Five Senses – Summer Soul

韓国のインディーR&Bシンガーソングライター。名前に惹かれて聴いたら良かったのでお気に入りに追加。こういう力の抜けた浮遊系のボーカルに隙間と残響多めのビート、というのが最近は一番好きな感じ。

Summer Soul – What If I Fall In Love With A.I? (Official Music Video)

#7 – Memory Lane – TheOvertunes

インドネシアのジャジーアコースティックポップ3人組。ちょっと黄昏感あるメロディが旅情を誘う良い曲揃い。女性シンガーMonita Tahaleaが参加した「Bicara」が最高。夜の飛行機でジャカルタ行きたくなる。

TheOvertunes – Bicara ft. Monita Tahalea

#8. [X X] – LOONA

やはりプロジェクトスタート時の毎月1人ずつ新曲リリースしてた頃が毎回楽しみすぎて、グループ完全体になって熱も落ち着いてしまった感が個人的にはあったのですが、「Butterfly」はこれだこれだ、やっぱりLOONAにしかできないものだなと、大いに盛り上がりました。

[MV] 이달의 소녀 (LOONA) “Butterfly”

#9. VILLA – HALLCA

元Especiaのはるかちょさんソロ。あの頃の思い出がよみがえる嬉しい音。

HALLCA「コンプレックス・シティー」Music Video

#10. Puberty Book Ⅰ Bom – 赤頬思春期(Bolbbalgan4)

知ってる風景が多数登場する沖縄撮影のMVで大いに盛り上がりました。与儀小学校前の歩道橋は実際に渡りにも行きました。

[MV] BOL4(볼빨간사춘기) _ Bom(나만, 봄)

#11. CERITERA – HIVI!

インドネシアのネオアコなバンド。スタイル・カウンシルにアズテック・カメラな爽快感あふれる音に熱帯らしい柔らかな美メロが心地よい。朝の飛行機でジャカルタ行きたくなる。

HIVI! – Satu-Satunya (Official Music Video)

#12. Love Poem – IU

オープニングの「Unlucky」がとにかく自分の好み直撃な職人芸的ポップで最高。「Above the Time」中盤からのファンタジー展開もまさに。全体的に生楽器多めで嬉しい内容でした。

[MV] IU(아이유) _ Blueming(블루밍)

まとめ

アコースティックで快適なやつ(語彙力)が好きなのだなということを再確認する12タイトルになりました。

LOONAだけ妙に浮いている……ということからもわかるように、今年はK-POPもJ-POPも歌って踊るグループをほとんど聴いていないのでした。
好きだったグループが解散してしまったり(つりビット)、また自分がオーディション番組系をあまり楽しめないほうなので(そもそも定期的に動画をチェックしたりするのが苦手)、世の中の流行りの本流とちょっと距離が開いてしまったような感じ。

代わりに静かめのソロシンガーやアコースティックユニットを聴くことが増えてます。

そんな2019年の傾向でした。

Music特集・まとめ

2019/12/31

書いた人:

一人旅ときどきギターと太鼓。年々増していく時の流れの速さと記憶力の低下に危機を感じ、いろいろなことを記録しておくために書き始めました。元CDショップ店員。現在はIT系のエンジニア。寒さに弱すぎるため旅行先は基本的に南の島です。釣りたい魚はアカジンミーバイ。

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Junineblog「未知との遭遇の日々」は、好奇心を忘れず生きていくためにいろいろな場所へ行き、いろいろな音を聴き、いろいろなものを食べよう、というブログです。

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